ここは何するところぞ?

 

研究キーワード:建築材料(コンクリート),気象(雪),環境(熱),文学, LCA ,ペンギン?


文学,雪,建築:
「日本文学における雪と建築の表現に関する調査研究」

内容:日本文学の中には,素晴らしい雪の表現があります。 それは,時に日本人の奥深くに秘めた心であり,また時には民俗学的な雪害の対策や雪の活用法でもあります。 そんな表現を日本文学の中から抽出し,雪国建築の今後に活かしていこうとするものであります。 文学の知を建築学に取り入れようとする,知の融合を試みた,新しい分野の研究です。
 
論文
 
講演
松村光太郎:
 「文学におけるコンクリートの表現に関する調査研究」
  日本コンクリート工学協会 若手会21委員会 勉強会 2001.6.28
松村光太郎:
 「中原中也の雪」
  国際雪形研究会 第8回ウォッチング ミニシンポジウム 2002.6.1
松村光太郎:
 「文学と工学とのコラボレーション 〜新しい機能主義を目指して〜」
  科学・技術懇話会 科学気楽亭 第3回講演 2002.6.27
松村光太郎:
 「現代詩の魅力 〜創る楽しみ 読む楽しみ〜」
  小山工業高等専門学校 サタデーセミナー 2002.7.13
松村光太郎:
 「日本文学の中に存在するコンクリートの表現方法に関する一考察 〜小説編〜」
  日本建築学会大会学術講演梗概集(北陸) A−1 pp.663−664,2002.8
 

雪,環境問題,コンクリート:
「雪の有効利用に関する実験的研究〜コンクリート用型枠に向けて〜」

内容:現在,日本における雪国では,除雪した雪の処理問題など,雪の無い地域と比較して不利益を被っております。 そこで,雪の有効利用の1つとして,雪をコンクリート用型枠に活用しようとするものであります。 近年,雪国で考えられている利雪を建築的に取り入れようとする研究です。
 
論文
 
講演
松村光太郎・他:
 「真夏の雪の観察会〜感性でとらえる雪の法則〜」
  日本雪氷学会 雪氷公開実験教室 2001.8.6
 

環境問題,コンクリート:
「ポーラスコンクリートに関する研究」

内容:現在,公共事業などによる自然破壊が問題となり,コンクリートは悪となりつつあります。 しかしながら,治水工事や土砂崩れ対策など,コンクリートの利用が欠かせない所もあります。 そこで,この両者を網羅しようとした,植生を可能としたポーラスコンクリートを開発しようとされております。 このポーラスコンクリートは,治水工事や土砂崩れ防止などに施工されたコンクリートに, 草や木を植え付けようとするものであります。 そんな,環境にやさしいと考えられるポーラスコンクリートについて,基礎的な研究を行っております。
 
論文
松村光太郎,藤原聡,川瀬清孝,南部正樹:
 「自然環境下におけるポーラスコンクリートの含水特性に関する実験的研究」
   コンクリート工学年次論文報告集 Vol.24 bP pp.1119−1124,2002.6 (CD-ROM版)
 
講演
 

コンクリート,気象,熱環境:
「コンクリートの温度性状に関する実験的研究」

内容:建築物に利用されているコンクリートは,様々な温度環境に曝されております。 その温度環境によって,コンクリートは様々な応力を受けることになり,劣化が早まる場合があります。 そこで,実構造物としてのコンクリートが,自然環境下でどのような温度環境を受け そして,コンクリート自体の温度がどのようになっているのかを調査,実験している研究であります。
 
論文
松村光太郎,川瀬清孝,土井希祐:
 「コンクリート中の水分凍結に関する研究」
   コンクリート工学年次論文報告集 Vol.20 bQ pp.907−912,1998.6
松村光太郎,浜幸雄,千歩修,冨板崇:
 「コンクリートの凍害を対象とした自然環境下におけるコンクリート温度に関する検討」
  コンクリート工学年次論文報告集 Vol.22 bQ pp.793−798,2000.6
 
講演
松村光太郎,川瀬清孝:
 「コンクリートの凍害に関する研究 その1気温調査」
  日本建築学会北陸支部研究報告集 第36号 pp.35−38,1993.7
松村光太郎,鷹巣正典,川瀬清孝:
 「コンクリートの凍害に関する研究 その2外気温の変化に対するコンクリート温度の追従性実験」
  日本建築学会北陸支部研究報告集 第37号 pp.183−186,1994.7
鷹巣正典,松村光太郎,川瀬清孝:
 「コンクリートの凍害に関する研究 その3コンクリート中の水分凍結に関する外気温の影響」
  日本建築学会北陸支部研究報告集 第39号 pp.54−57,1996.7
松村光太郎,塚本和一,原田佳和,川瀬清孝:
 「コンクリートの凍害に関する研究 その4コンクリート中の水分凍結に関する研究」
  日本建築学会北陸支部研究報告集 第40号 pp.37−40,1997.7
松村光太郎,塚本和一,原田佳和,川瀬清孝:
 「コンクリート中の水分凍結に関する研究」
  日本建築学会大会学術講演梗概集(関東) A−1 pp.161−162,1997.7
松村光太郎,胡桃澤清文,川瀬清孝:
 「コンクリート中に存在する凍結水の融解に関する実験的研究」
  日本建築学会大会学術講演梗概集(九州) A−1 pp.389−390,1998.7
松村光太郎,胡桃澤清文,川瀬清孝:
 「コンクリートの凍害に関する研究 その5コンクリート中に存在する凍結水の融解に関する実験的研究」
 日本建築学会北陸支部研究報告集 第41号 pp.27−30,1998.8
松村光太郎,浜幸雄,千歩修,冨板崇:
 「コンクリートの凍害におよぼす方位・部位・深さの影響」
  日本建築学会大会学術講演梗概集(東北) A−1 pp.763−764,2000.7
松村光太郎,浜幸雄,千歩修,友澤史紀:
 「コンクリートの凍害に及ぼす日射係数・部材係数の一提案」
  日本建築学会大会学術講演梗概集(東京) A−1 pp.323−324,2001.7


環境問題,コンクリート,LCA
「コンクリートの劣化に関する調査研究」

内容:現在,地球環境問題から,スクラップ&ビルドを少なくし,構造物の寿命を長くしようとしております。 しかしながら,山陽新幹線のトンネル崩落事故や中性化による剥落事故など,コンクリートの劣化が問題となっております。 そこで,コンクリートの劣化を調査し,どのような地域で,どのような特徴的な劣化があるのかなど, コンクリートの劣化に関するデータベース化をはかり, また,その劣化を予測し,各地域におけるコンクリートの耐用年数を推定しようとする研究であります。
 
論文
松村光太郎,浜幸雄,田畑雅幸,鎌田英治:
 「コンクリートの凍害劣化による耐用年数の推定」
  第4回日本・韓国建築材料Joint Symposium論文集 pp.192−197,1999.2
浜幸雄,松村光太郎,田畑雅幸,冨板崇,鎌田英治:
 「気象因子を考慮したコンクリートの凍害劣化予測」
  日本建築学会構造系論文集 523 pp.9−16,1999.9
松村光太郎,浜幸雄,田畑雅幸
 「栃木県におけるコンクリートの凍害劣化予測」
  平成13年度とちぎテクノモール研究資源集 pp.39−42,2001.10
松村光太郎,浜幸雄,千歩修,友澤史紀:
 「凍害を受ける鉄筋コンクリート造建築物の劣化予測と耐用年数の算定に関する研究」
  第8回機械・構造物の強度設計,安全性評価シンポジウム pp.41−44,2002.1

講演
松村光太郎,千歩修,浜幸雄,鎌田英治:
 「郵便番号区画を用いた地域条件表示の提案 〜凍結融解作用の強さによる地域区分の検討〜」
  日本建築学会大会学術講演梗概集(中国) A−1 pp.1075−1076,1999.7


「その他」

論文
千歩修,浜幸雄,松村光太郎,袴谷秀幸:
 「コンクリートの耐凍害性に及ぼす粗骨材の熱膨張係数と石粉の影響」
  コンクリート工学年次論文報告集 Vol.22 bQ pp.787−792,2000.6
松村光太郎,南部正樹:
 「各種粗骨材を用いた低水セメント比コンクリートのフレッシュ性状に関する実験的研究」
   小山工業高等専門学校研究紀要 第34号 pp.183−186,2002.3

講演
松村光太郎:
 「コンクリートは本当に危ないのか?」
  小山工業高等専門学校 サタデーセミナー 2001.7.14
 
西塚正樹,松村光太郎,川瀬清孝:
 「超高強度コンクリートの引張強度試験方法に関する研究」
  日本建築学会北陸支部研究報告集 第35号 pp.89−92,1992.7
西塚正樹,松村光太郎,川瀬清孝:
 「超高強度コンクリートの引張強度試験方法に関する研究」
  日本建築学会大会学術講演梗概集(北陸) A pp.379−380,1992.8

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画像協力: SouGINFuu & SWEET HOMEPAGE

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