「習志野市の都市デザインプロジェクト」
 都市アイデアの部「柘植喜治賞」(審査員賞)

2005.09.25.

 

「spot、NARASHINO AWARDS 2005。」、千葉県習志野市において行われている都市づくりプロジェクト“spot、PROJECT”の一環で開催する都市開発コンペティション。都市開発を対象としたコンペティションで、建築・都市設計の分野だけでなく様々な分野の幅広い世代の方々に「未来の習志野市」について真剣に考えてもらい未来都市のあるべき姿の発見につながることを目的として開催されたもの。

このコンペにおいて、【都市アイデアの部】に出展した当科専攻科1年生「鈴木甫」君が最優秀賞の次となる審査員特別賞「柘植喜治賞」を受賞し表彰式にいってきました。

 

 

主催 : (社)習志野青年会議所
企画 : DesignerBank -nagi-
後援 : (社)習志野商工会議所、習志野市役所、習志野市教育委員会、習志野市企業局

概要:【テーマ】「習志野の今とこれから」

千葉県習志野市を現在、未来それぞれの観点から眺めた作品を部門に分けて募集する。
○都市アイデアの部
数十年後の習志野市の未来を様々な分野からの視点でとらえて未来都市のあるべき姿などを見出す。
その他にも、「写真の部」もあったようです。

応募:個人・団体、年齢、性別、職業、国籍は問いません。つまりプロも大学生も参加するコンペ

賞 :【都市アイデアの部】

 ●最優秀作品賞 (1点) 30万円
 ●審査員賞 (数点)

詳細な募集要項はこちらにあります↓

募集要項等

以下、表彰等について


○「習志野の今とこれから」都市デザインの部

柘植喜治賞:SA1 鈴木甫

都市デザインの部は、プロも大学生も参加する一般のコンペだそうです。応募総数は20点ほど集まったそうで、審査員賞としては、数名の著名な建築家や大学の先生等がおり、その審査員の方々が賞を授けたというかたちになります。その中の一つの賞を頂いたということです。それも柘植喜治先生から賞を。柘植先生は千葉大学の先生で、なんと、本学科からの編入学生が多数所属している研究室の先生でもあるのです。

少々、詳細な開催内容や結果について、書ききれない部分もありますから、下記のサイトに飛んで中身を見てみてください。

こちらは登竜門からみた開催要項

こちらは習志野市が提唱するまちづくりイベント

こちらはコンペの概要

そしてこちらが全コンペの受賞結果紹介

そしてとうとうこれが、鈴木甫君の受賞結果

(リンクが切れる場合があります)

習志野のまちを考える「まちづくり」について、いろいろと活発な議論を交わしているところとみました。それは青年会議所を主体としたイベントとその開催規模から察することができるでしょう。そのイベントの一つとして、デザインコンペがあった訳です。鈴木君の作品では、まちの中を移動するときにエネルギーを消費しない方法を提案。その提案媒体が、買い物カート。カートで日常生活を送って、そのためにまちは何を改善しなくてはならないかを提唱している訳です。具体的にわかりやすい手段を、表現として思いっきり描いたところがうけたというところでしょうか。

 
9/25(日)の表彰式で頂いた賞状
 
表彰式後

主催者となった「spot、PROJECT」
http://www.spot-narashino.com/

小山高専建築学科の玄関はいってすぐに受賞の作品パネルが展示されます。お近くにお寄りの際は是非、ご覧下さい。