「文化財保存論」

Conservation of Cultural Assets

担当教官

河東義之

 

クラス

SA2

単位数

2単位

学期

後期

授業目標

わが国における文化財保護の変遷を辿り,その意義や現状を認識すると共に,欧米諸国との比較を試みる。また,建造物や町並みの保存の方法や技法を事例に即して検討し,それぞれの問題点を明らかにするとともに,現代における文化財保存のあり方を考察する。

前期

後期

1.わが国における文化財保護の変遷・・・2週

2.欧米における文化財保護の変遷・・・1週

3.文化財保護法の概要・・・1週

4.歴史的建造物の保存の現状と問題点・・・3週

5.近代建築の保存方法と問題点・・・2週

6.町並み保存の現状と問題点・・・3週

7.文化財保存のあり方と今後の課題(討論)・・・3週

(レポート課題・歴史的建造物あるいは伝統的町並みの現状と問題点)

評価方法

評価は出席状況とレポート課題の内容により行う。

教科書

特になし

参考書

各種報告書および雑誌

学生への

メッセ-ジ

建造物や町並みの保存は,単に古い文化財を残すだけでなく,それらを活用あるいは利用することによって新たな建築行為になり得るということを理解する必要がある。その為にも,日頃からできるだけ多くの保存・活用例に関心をもってほしい。

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