クラス			SA1	単位数	２単位	学期	後期
授業目標			合成構造は，基本的には種々の断面形の鋼材とコンクリートで構成される構造である。したがって，鋼材とコンクリートがどのように協同して外力に抵抗し，変形能力を保持するか知ることが重要であり，各々の材料の能力を最大限に発揮できる方法を考えることが最適設計である。本講では，地震国日本に最も適していると言われる合成構造について概説する。
授 業 計 画 と 配 当 時 数	前期
	後期	１．合成構造との特徴とその歴史・・・１週 ２．構成材料と骨組の計画・・・１週 ３．荷重・外力の決め方・・・１週 ４．はり・・・３週 ５．柱・・・３週 ６．継ぎ手・・・１週 ７．柱・はり接合部・・・２週 ８．柱脚・・・１週 ９．鋼管コンクリート構造概説・・・３週 後期試験
評価方法			レポートおよび試験成績により評価する。
教科書			「合成構造の設計」，新建築学大系４２（彰国社）	参考書	鉄骨鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説（日本建築学科）
学生への メッセ-ジ			近年，合理的であり，経済的であるという見地から，合成構造が多用されるようになってきたが，系統的に学べる機会はごく少ない。これから建築構造の世界に挑戦しようとする学生には絶好の学習チャンスである。