科目名:建築環境工学  (英文科目名:Architectural Environmental Engineer Ting)

単位 通年 建築学科4年  講義 

担当教官:

白 石 光 昭

TEL:

E-mail:

授業目的:

  1. 人間の生活空間を快適に保つための基礎知識であり、建築設計を進めるうえで重要な環境工学の基礎を学ぶ。単なる工学としての知識でなく、人間が生活していくために必要な環境をつくる概念を確認していく。

達成目標:

 

学習保証時間:

教科書:

環境工学教科書研究会著 環境工学教科書(彰国社)

参考書:

山田由紀子著 建築環境工学(倍風館)

学習方法:

予習

授業

復習

キーワード:

授業内容:

1.視環境(照明、色彩)   ・・・・・10週

2.照明… 7週

 目の構造と視覚,照明の基礎用語(照度,輝度,グレア,色温度など)

 人工光源の種類,発光原理,照明器具の分類(配光,取り付け方,グレア)

 照明計算(作業面平均照度,所要照度,昼光率,明視照明と雰囲気照明など)

3.色彩… 3週

 表色系(RGB表色系,マンセル表色系,xyz表色系)

 色彩計画,色の効果

4.音環境    ・・・・・・・・・・・4週

 建築物と音響・振動との建築計画上の関係

 音の基礎知識(縦波、音色、周波数、波長、振幅、回折、屈折など)

<前期中間試験・前期末試験>

5.音環境(続き)・・・・・・・・・・・6週

 デシベル尺度、透過損失、PHON尺度

 室内音響設計(音響設計の手順、残響計画、室内の形態設計、音響測定)

 騒音防止(許容値、騒音伝搬の抑制と建築計画、空気音の遮断、コインシデンス効果、床衝撃音の測定とレベル)

6.温熱環境   ・・・・・・・・・・・10週

 熱の移動,熱負荷,結露と気密性

 人体の熱平衡,計測方法

 温熱環境の設計目標(快適条件と指標)

<後期中間試験・学年末試験>

授業方法:

カリキュラムの中の

位置づけ:

この科目を学ぶために先行して理解する必要のある科目

この科目と同時に学ぶ関連科目

この科目の後に学ぶ関連科目

評価方法:

試験、出欠の状況、授業態度、提出物の内容をもとに評価する。

定期試験実施方法:

連絡事項:

学生へのメッセージ:

単に数式を記憶するのではなく,見えない部分で環境が人間の生理面に与えている影響を認識し,設計に役立つことのできる知識として蓄積してもらいたい。