科目名:計画システム論  (英文科目名:Urban Planning System 

単位 選択 建築学専攻1年 前期 講義 

担当教官:

白石光昭 (居室:建築棟3階)

TEL:

E-mail:shiraish@oyama-ct.ac.jp

授業目的:

  1. 建築設備などの新製品や新素材の開発プロジェクト,または新規の建築プロジェクト等に,多くの学生が卒業後に関わっていくであろう。このようなプロジェクトでは,その出発点となるニーズあるいは問題点を整理し,プロジェクトの目的を明確化することが非常に重要である。また,その後に続く企画・計画段階においては,問題点やニーズに対する具体的なアイディアを論理的に整理し,誰もが理解し,納得できるようにまとめることが重要になってくる。しかし,現実のプロジェクトにおいて必ず通らなければならない,このようなプロセスを的確に整理し,プレゼンできる人は多くない。この理由は,一つは論理的な思考訓練がなされていないこと,具体的な手法を知らないことに原因がある。本講義では,具体的な手法を紹介し,実際に演習課題を行いながら,論理的な思考の訓練を行っていく。

達成目標:

  1. KJ法の理解・習得   
  2. 構造モデルの理解・習得

学習保証時間:

lecture:50*2/60[H/week]*14[week/yr.]

exam.: 90/60[H/time] *1[time/yr.]=24.8[H/yr.]

教科書:

「発想法」(中公新書,川喜多二郎著)

「左脳デザイニング」(海文堂,森典彦編)

参考書:

「システム工学入門」(共立出版,寺野寿郎著)

学習方法:

予習

授業

復習

キーワード:

 KJ法,構造モデル

授業内容:

  1. 論理的分析方法の重要性 ・・・ 2週
  2. KJ法の解説及び演習    ・・・ 2週
  3. KJ法の演習          ・・・ 2週
  4. 構造モデルの解説      ・・・ 2週
  5. 構造モデルの事例解説   ・・・ 2週
  6. 構造モデルの演習      ・・・ 3週
  7. まとめ              ・・・ 1週

授業方法:

授業時には必ずその時間に行う内容のレポートを提出し,その内容を各自が説明し,参加者に理解できるように説明することを行う。その後に,教官側から解説を行う。

カリキュラムの中の

位置づけ:

この科目を学ぶために先行して理解する必要のある科目

この科目と同時に学ぶ関連科目

この科目の後に学ぶ関連科目

評価方法:

授業時に提出するレポート及び理解レベルにより評価する。出席回数も評価に加味する。

定期試験実施方法:

連絡事項:

学生へのメッセージ:

本講義で解説する内容は,建築に限らず,幅広く応用できものであり,物事を整理していくための基本的かつ重要な概念であるから,ぜひ理解して欲しい。