建築製図Ⅰ（Ａ専門科目）
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科目名：
建築製図Ⅰ （英文科目名：Architectural Drawing Ⅰ）
３単位 建築学科１年 通年 演習
担当教官：
大島隆一（居室：建築学科棟２階）Email:o-shima@oyama-ct.ac.jp
授業目的：
建築の基礎的な製図方法を修得すると共に、２次元から立体をイメージできる能力を養成し、立体的な表現方法を修得する。
達成目標：
１．きれいな線が描ける
２．立体を想像し、図面に描ける
３．精密に材料を切ることができる
４．道具を上手に的確に使える
５．精密な作業に対する集中力を身につける
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教科書：
建築デザインの製図方法から簡単な設計まで.武者英二＋永瀬克己（彰国社）
参考書：
各種建築・デザイン関連雑誌
学習方法：
予習-初めて行う作業が多いため，教科書の道具の使い方や線の引き方を予習しておくと，課題内容に集中して作業を行うことができる。
授業-図面・模型作成が授業の大半を占め，その授業終了時に課題を提出する。課題内容は基本的に授業時間に終了させることが可能なレベルであるが，授業中の集中力を欠くと未完成のまま提出になってしまうので注意が必要。
復習-課題の提出が終了した後，うまくいかなかったことや注意されたことに対して多少自宅で実践すれば，必ず上達できるので，自分の納得がいく描き方や表現を修得すること。また，配られた課題用紙は後に全体説明として利用するので，必ず各自保管する。
学習保証時間：
講義 150分[時間／週]× 1[週／前期]＋150分[時間／週]× 1[週／後期]＋
実習 150分[時間／週]×28[週／前・後期] ＝ 75.0 時間／年
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キーワード：
線の構成、レタリング、立体の構成、模型、きれいな線、集中力、理解力
授業内容：
1.ガイダンス、器具・道具の利用方法・・・１週
2.線の練習１・・・１週
3.線の練習２・・・１週
4.文字の練習・・・１週
5.双曲線による構成・・・３週
6.モアレによる構成・・・２週
7.立方体による構成・・・２週
8.レタリング・・・２週
9.文字のデザイン・・・２週
10.各種投象図法の理解・・・１週
11.２次元図面から立体へ（組立構造）・・・４週
12.２次元図面から立体へ（一体構造）・・・４週
13.立体から３面図へ・・・２週
14.簡単な立体造形演習・・・４週
授業方法：
適宜課題説明を行い、課題を与える。
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カリキュラム中の位置づけ：
主に建築学全体を俯瞰して、それを図面や模型として表現できるようにすることから製図や設計の授業は総括的な理解度を見るための授業となる。１年の「建築製図１」は、その発端である図面の描き方とものの構成を描ける・つくれるようにし、以後の授業での早期理解を促すためにある。
この科目を学ぶために先行して理解する必要のある科目
図学（1年通年）、一部数学（三平方の定理）
この科目と同時に学ぶ関連科目
図学（1年通年）
この科目の後に学ぶ関連科目
建築製図Ⅱ（2年通年）、建築設計Ⅰ（3年通年）、建築設計Ⅱ（4年通年）、卒業設計
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評価方法：
中間試験や定期試験は行わない。ほぼ毎週提出する課題の評価を総合する。このため、未提出物がある場合や作品が不出来の場合は評価できないため再提出を求める。また、製図作業中での態度や欠課により減点する場合もある。
連絡事項：
講義棟の共通で利用する一般製図室での作業であるため、作業終了後の後かたづけが必須。また、作業を延長して行いたい場合があるが、自宅での作業となるため、製図板が必要となる。
学生へのメッセージ：
美しい線を引くことから始まり、図形を描くための集中力を身につける必要がある。製図用具以外にも、用紙や画材の知識を持っておくこと。
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