科目名

インテリアデザイン

英語科目名

Interior Design

開講年度・学期

平成18年度・通年

対象学科・専攻・学年

建築学科3年

授業形態

講義+演習

必修or選択

選択

単位数

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

白石光昭

 

居室(もしくは所属)

建築棟3階

 

電話

0285-20-2833

 

E-mail

shiraish@oyama-ct.ac.jp

 

授業の達成目標

1)インテリアの基本要素である家具を中心に,その歴史や人間工学等の基礎知識を習得する。

2)椅子の実測及び実測値による椅子図面の作図により,椅子の基本寸法及び人体寸法との関係を習得する。

3)人体寸法や空間心理などの基礎知識を習得する。

4)人間の感性(イメージ)を形に表現するプロセス及びその関係性を習得する。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.試験は学年末に行い,60%以上の成績で評価する

2.演習問題や課題については,提出状況,提出内容また口頭発表の内容を設定水準で評価する

評価方法

評価は下記のことを考慮して総合的に行う。

1.期末試験(50%)

2.スクールワーク(演習問題や課題の実施状況)(20%)

3.ホ-ムワ-ク(課題の提出状況と内容)(20%)

4.受講態度(10%)

授業内容

授業内容に対する予習項目

 

1.インテリアデザイン概論     ・・・・・・・1週

内側からの発想・建築計画におけるインテリア計画の位置付け

2.インテリアデザインと人間工学  ・・・・・・・3週

人体計測・動作空間・行動特性・パーソナルスペース等

3.インテリア・家具の歴史     ・・・・・・・3週

インテリアの歴史全般,名作と呼ばれている椅子の特徴を知る

4.名作椅子の計測および製図    ・・・・・・・3週

  数種類の名作椅子を実測し,形や作り方とともに,椅子の寸法と人間の寸法の関係を学ぶ

5.インテリアエレメント      ・・・・・・・1週

  エレメントの種類,基本エレメントの機能等について学ぶ

6.インテリアと色彩        ・・・・・・・1週

色彩の基礎知識,色彩がインテリアの雰囲気に及ぼす影響について学ぶ

7.人間の感性(イメージ)と計画  ・・・・・・・3週 

  インテリアエレメントと人間が受けるイメージ(印象)の関係

イメージを形や色に落としていくプロセスを,課題を通して学ぶ

 

<学年末試験>

 

全般にわたり,以下の通りとする。

 

1.配布資料中の授業内容部分の精読

2.関連情報の自主的な収集

 

キーワード

使いやすさ,生活行為,イメージ

教科書

なし

参考書

1.小原二郎他 「インテリアの計画と設計」(彰国社,1986

2.小原二郎  「人間工学からの発想」(ブルーバックス,1982

3.「インテリア空間と要素をデザインする」(彰国社,1994

技術者教育プログラムの学習・教育目標

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JABEE基準1の(1)との関係

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カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

特になし

現学年の関連科目

建築計画T

次年度以降の関連科目

建築計画U,空間計画原論

連絡事項

1.インテリア空間は人間が生活する場であり、あるいは働く場であり、居住の重要な場である。その重要性を認識してもらいたい。

2.試験は時間を50分とし,配布資料,計算機の持ち込みは不可とする。

シラバス作成年月日:平成 18年 2月 1日