科目名

現代建築論

英語科目名

Modern Architecture

開講年度・学期

平成18年度・後期

対象学科・専攻・学年

建築学科

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

1単位

単位種類

履修単位

担当教員

高橋大輔

居室(もしくは所属)

建築学科棟2

電話

0285-20-2834

E-mail

daisuke@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1. 現代建築のムーブメントを説明することができる

2. 現代建築の発生過程について近代建築を参照しつつ説明することができる。

3. 現代建築を取り巻く社会的背景などを説明することができる。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

13.中間および期末試験において60%以上の成績で評価する。

 

評価方法

評価は下記2項目の平均によって行う。

1.中間試験(50%)

2.期末試験(50%)

 

授業内容

授業内容に対する予習項目

 

1.イントロダクション(1週)

  現代建築を取り巻く背景と建築様式の発生過程に関する概説

21900年〜1950年代までの建築

  コルビジェ、ライト、ミースをはじめとするモダニズム

  戦争の中に生きた建築家アルベルト・シュペアー、ジュゼッペ・テラーニ

  を主とした世界の建築様式の流れについて(4週)

3.戦後の日本建築 19501970年代まで(3週)

  丹下健三とモダニズム、メタボリズム、伝統論争、日本的なるものに

  ついて

 <中間試験>

4.ポストモダンについて(2週)

  フランク・O・ゲーリー

  磯崎新

5.デコンストラクティビズムについて(1週)

  ザハ・ハディド、モーフォシス、ダニエル・リベスキンド

6.現代の建築の潮流について(3週)

  伊東豊雄、レム・クールハース、OMA+AMO、バーナード・チュミ

 

 

 

 

キーワード

建築家、建築様式、モダニズム、

教科書

矢代眞己・田所辰之助著、「マトリクスで読む20世紀の空間デザイン」(彰国社、2003

参考書

ヴィジュアル版建築入門編集委員会著「ヴィジュアル版建築入門 5  建築の言語」

(彰国社、2002

技術者教育プログラムの学習・教育目標

A-1)科学や工学の基本原理や法則を身につける。

E-1)外国の文化や価値観を知って国際性を身につける。

 

JABEE基準1の(1)との関係

d(2-c)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

造形意匠、建築設計T・U、建築計画T・U、建築史

現学年の関連科目

建築計画V、卒業研究(設計)

次年度以降の関連科目

特になし

連絡事項

建築デザインに関する様々な理論は講義だけでなく、自ら数多くの建築雑誌に目を通し、現代建築のムーブメントを視覚的にとらえることが重要になってきます。

これらのデザイン理論を学ぶことによって、設計に適用もしくは応用することもできます。

デザインの流れは非常に早いため、常に情報のアンテナを張り巡らせておくことも必要となってきます。

 

 

 

シラバス作成年月日:平成18215