科目名

まちづくり論

英語科目名

Community Upgrading

開講年度・学期

平成18年度・後期

対象学科・専攻・学年

建築学専攻1

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

学修単位

担当教員

高橋大輔

居室(もしくは所属)

建築学科棟2

電話

0285-20-2834

E-mail

daisuke@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.近年行われている様々なまちづくりの手法を理解し、説明することができる

2.従来の都市計画とは異なった、より地域的・文化的なまちづくりに意義を理解し、その手法と問題点を理解し、説明することができる。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

12.各レポートおよび最終課題の回答内容、それらに関する口頭試問の回答の状況から、設定水準で評価する。

 

 

評価方法

以下の12の加重平均で評価する。

12週ごとに出題するレポート課題の内容と口頭試問に対する回答の平均(40%)

2.最終課題の内容および口頭試問に対する回答(60%)

 

授業内容

授業内容に対する予習項目

 

1.まちなみとまちづくりの歴史(3週)

  まちづくりのキーワード

  まちの成立過程について

2.まちなみとまちづくりのプロセス(7週)

3.まちづくりの基礎調査(2週)

  まちづくりの調査手法について

4.各地のまちづくりの事例と分析(2週)

  実際に行われた日本国内のまちづくりについての報告

5.まちづくりの提案(1週)

  栃木県および小山市のまちづくりの現状分析と考察

 

 

15.配布プリントおよび参考書などの精読

 

34.日本国内における自治体のまちづくりの現状についてのデータ収集

 

5.栃木県内のまちづくりの現状についてのデータ収集

 

キーワード

まちなみ、まちづくり、合意形成、歴史的景観、都市景観、アーバンデザイン

教科書

自作プリント

参考書

1.三船康道+まちづくりコラボレーション 著「まちづくりキーワード事典 第二版」(学芸出版社、2002

2.谷口汎邦・大熊喜昌・伊達美徳・河東義之・木下勇・越野圭子 著

「建築計画・設計シリーズ 20  街並み・街づくり」(市ヶ谷出版社、1998

技術者教育プログラムの学習・教育目標

A-3)専門分野の課題や問題点を把握して解決方法が考えられる。

B-1)実験や観察、調査、製作を行って結果や結論が導ける。

C-2)社会・経済と技術の共生の可能性を理解できる。

D-2)実験や調査結果を口頭発表して議論できる。

JABEE基準1の(1)との関係

d(2-b)ef

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

現代建築論、都市地区計画、建築計画V

現学年の関連科目

地域設計T、地域設計U、近代建築思想史、地域施設計画論

次年度以降の関連科目

居住地計画論、文化財保存論

連絡事項

近年、様々なまちづくりが行われているが、すべてが成功しているとは言い難い。

それらの要因を探るためにも、その「まち」の歴史的・文化的背景、「まちづくり」のプロセスを学ぶことは重要である。

また、自ら興味を持った「まち」を実際に訪れてみることで「まちづくり」を学んでほしい。

 

シラバス作成年月日:平成18216