科目名

建築高機能材料工学

英語科目名

High Functional Material

Engineering for building

開講年度・学期

平成18年度・前期

対象学科・専攻・学年

建築学専攻2年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

単位種類

学修単位(45時間単位)

担当教員

川上勝弥

居室(もしくは所属)

建築学科棟1階

電話

0285-20-2839

E-mail

kawakatu@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.要求性能と建築材料の性能との関係を理解し、最適な建築材料を選定することができる。

2.興味のある素材を題材として、その建築材料への適否が判断できる。

 

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.期末試験において、60%以上の成績で評価する。

2.課題に対する口頭発表と提出レポートの内容を設定水準で評価する。

 

評価方法

評価は、次の2項目の加重平均により行う。

 1.期末試験(70%)

 2.提出レポート(30%)

 

授業内容

授業内容に対する予習項目

1.建築高機能材料とは-高機能材料、新素材・新材料

(1週)

2.建築用新材料-構造用新材料、屋根材料、内外装用材料、開口部用材料等(4週)

3.建築用高機能材料-木材、ガラス、塗料、ボード、断熱材、防水材料等

(4週)

4.環境適合型材料-循環型社会、再生資源、リサイクル材料、環境基準

(3週)

5.建築材料としての新素材に関する調査・分析-調査、分析、口頭発表

(3週)

 

   期末試験

 

 

 

 

 

 

1.建築材料に関する基本的な事項の復習

2.建築材料に要求される性能についての理解

3.配付資料中の授業関連部分の精読

4.球環境問題についての理解

 

5.興味のある素材を選定し、建築材料への適合性について把握

キーワード

高機能材料、再生資源、リサイクル

教科書

特になし。必要に応じてプリントを配布する。

参考書

白山和久編「建築新素材・新材料」、丸善

島村昭治編「未来を拓く 先端材料」、工業調査会

福島敏夫著「新素材開発と建築材料 材料物性から地球環境まで」技報堂出版

長瀧重義監「コンクリートの高機能化」技報堂出版

技術者教育プログラムの学習・教育目標

B-1)実験や観察、調査、製作を行って結果や結論が導ける。

C-1)資源やエネルギー、環境を考慮した技術を指向できる。

 

JABEE基準1の(1)との関係

d2-c))

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

建築材料、建築実験

現学年の関連科目

特別研究

次年度以降の関連科目

なし

連絡事項

1.新素材に関する調査・分析以外の授業は、講義を中心とする。

2.日頃より、建築物に使用される新素材について関心を持つこと。

3.期末試験は90分とし、配付資料の持ち込みを可とする。

 

シラバス作成年月日:平成18年02月17日