科目名

応用物理

英語科目名

Applied Physics

開講年度・学期

平成19年度・前期

対象学科・専攻・学年

建築学科・4年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

山本貴正

居室(もしくは所属)

建築棟2階

電話

0285-20-2837

E-mail

授業の達成目標

建築構造系教科の講義内容を深め、さらに高度なものへと進むための基礎をつくる。

1.力学の基本・古典力学の理解を深める。

2.力学を構成する物質的存在、構造と変化、概念などを理解する。

3.運動方程式を理解する。

4.質点・質点系の静力学・動力学・振動学の理解を深める。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.試験については、60%以上の成績で評価する。

2.レポートについては、提出状況、提出内容を設定水準で評価する。

評価方法

1.試験の成績(70)、受講態度(10)、レポート(20)で評価する。

未提出の課題・レポートがある場合は、原則として成績を不可とする。

 

授業内容

. ガイダンス

. 力学の基礎、Galilei変換、Lorentz変換

. 力学現象・法則法則、物理量と単位、空間と時間

. 運動の表現方法座標、速度・加速度、力の2次元成分

. 運動方程式ニュートンの運動方程式、質量、重力場、2体問題、運動量保存則・角運動量保存則

. 力学現象重力、復元力、ストークスの力、強制振動、万有引力、慣性力

. 仕事とエネルギー仕事、運動エネルギー、位置エネルギー、エネルギー保存、万有引力ポテンシャル、非保存力の仕事

. 質点系・剛体の力学質点系、剛体、慣性モーメント

. 連続体の力学連続体、フックの法則、せん断変形

10. 振動工学の基礎固有周期、応答スペクトル

中間試験

定期試験

キーワード

ニュートン力学、エネルギー、建築構造力学、建築振動学、微分方程式

教科書

和田正信 力学とは何か 裳華房

参考書

武藤清 他 建築構造力学 オーム社、第一学習社 高等学校 改訂 物理IB II、各種物理学・力学の本

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

技術者教育プログラムの学習・教育目標

A-1

JABEE基準1の(1)との関係

C

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

構造力学III

現学年の関連科目

構造力学III

次年度以降の関連科目

構造耐震構造、建築応用力学

連絡事項

1.基本的な問題を繰り返し解く癖をつけること。力学の基本である力の釣合と運動方程式は確実に習得すること。

2.質問がある場合には、教員にコンタクトをとること。できるだけ教員室にきて質疑をすること。

シラバス作成年月日:平成19年2月28