科目名

鋼構造

英語科目名

Design of Steel Structures

開講年度・学期

平成19年度・通年

対象学科・専攻・学年

建築学科4年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

山本 昇

居室(もしくは所属)

建築学科棟2階

電話

0285-20-2838

E-mail

授業の達成目標

1.鋼材の製造法と種類、および強度と許容応力度について説明できる。

2.荷重と外力の定義およびその性質を理解し、設計荷重の計算ができる。

3.ボルト接合および溶接接合法に関する知識に基づき、接合部の設計ができる。

4.引張り材の設計ができる。

5.圧縮材の座屈について理解し、圧縮材の設計ができる。

6.はりの横座屈現象を理解し、はりの設計ができる。

7.柱の設計ができる。

8.軸組み筋違、柱はり仕口の設計ができる。

9.柱脚および基礎構造の設計法の概要を説明できる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.〜9.に関して、期末および中間、計4回の試験において平均60%以上の成績で評価する。

評価方法

評価は中間および期末試験の結果に基づいて行う。

授業内容

1.鋼構造の歴史と地震災害の教訓

2.鉄骨構造の特徴と設計法の概要

3.鋼材の特性と種類および規格 

4.荷重と外力         

5.荷重の計算         

6.部材の変形と耐力

7.引張材の設計

8.圧縮材の設計

(前期末試験)

9.梁の設計

10.柱の設計

11.軸組筋違材の設計

12.屋根、床

13.ボルト接合

14.溶接接合          

15.接合部の設計

16.柱脚、基礎構造            

(後期末試験)

キーワード

鋼材、荷重、許容応力度、接合、座屈、柱、はり、筋違、ボルト、溶接

教科書

日本鋼構造協会編「わかりやすい鉄骨の構造設計(第3版)」、技法堂出版、2005年

参考書

嶋津編「鋼構造」、森北出版、2003年

五十嵐他「エース 鉄骨構造学」、朝倉書店、1998年

日本建築学会編「鋼構造設計基準」、日本建築学会、1995年

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

 C

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A−2)(B−2)

JABEE基準1の(1)との関係

  (d)( e

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

建築構造力学T,U、

現学年の関連科目

建築実験

次年度以降の関連科目

建築構造力学V、建築耐震構造、建築構造計画

連絡事項

1.授業は講義を中心とし、テーマによって、ビデオなどの視聴覚教材を用いる。

2.構造力学などの関連科目をよく理解しておくこと。

3.工場、ショッピングセンター、体育館などの鉄骨が露出している建築物や、建設中の工事現場などをよく観察す        

 ることも、鋼構造を理解する上で大切である。

シラバス作成年月日:平成 19年 2月 8日