科目名

建築製図I

英語科目名

Architectural Drawing I

開講年度・学期

平成20年度・通年

対象学科・専攻・学年

建築学科1

授業形態

演習

必修or選択

 

単位数

3

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

大島隆一

居室(もしくは所属)

建築棟2階デザインスタジオ

電話

0285-20-2844

E-mail

 

授業の達成目標

1.きれいな線が描ける

2.立体を想像し、図面に描ける

3.道具を上手に的確に使え、精密に材料を切ることができる

4.精密な作業に対する集中力を身につける

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.および3.は、時間内での提出物内容(完成度と正確度)を設定水準で評価する。

2.理解度に対し作品提出スピードとチェック回数で評価し、正確度も評価する。

4.作図作業中の授業態度を加味し評価する。

評価方法

・中間試験や定期試験は行わない。ほぼ毎週の課題の提出作品を評価する。

・提出作品毎に100点満点とし、作品の理解・正確度、きれいさ、デザイン性を減点法により評価する。

・課題が未提出や不出来の場合は評価できないので、後日提出を促すが評価は若干下がる。

・全ての提出作品を平均した評価を成績とする。

授業内容

1.(1)ガイダンス、器具・道具の利用方法の講義

2.(1)線の練習1(垂直水平線の線種類)

3.(1)線の練習2(破線点線斜め線)

4.(1)文字の練習(レタリング)

5.(1)双曲線による構成

6.(1)製図ペンのによる復習

7.(1)モアレによる構成(下描き)

 (1)モアレによる構成(提出)

8.(1)立方体による構成(下描き)

 (1)立方体による構成(提出)

9.(1)添景の表現

10.(1)スケッチの表現(下描き)

  (1)スケッチの表現(提出)

11.(1)紙模型(試作)

  (1)紙模型(提出)

 

12.(1)各種投象図法の理解

  (1)2次元図面から立体へ(組立構造・床組)

  (1)2次元図面から立体へ(組立構造・軸組)

  (1)2次元図面から立体へ(組立構造・基礎床組)

  (1)2次元図面から立体へ(一体構造)

  (1)2次元図面から立体へ(一体構造・柱梁スラブ)

  (1)立体から3面図へ(床組)

  (1)立体から3面図へ(基礎床組)

  (1)2次元図面から立体へ(一体構造・躯体)

  (1)2次元図面から立体へ(組立構造・R&Bチェア)

13.(1)簡単な立体造形演習(100x100x100)

14.(1)立体の創造(R&Bチェア)(試作)

  (1)立体の創造(R&Bチェア)(提出)

15.(1)立体の創造(構造デザイン模型)(試作)

  (1)立体の創造(構造デザイン模型)(提出)

キーワード

線の構成、レタリング、立体の構成、アイソメ図、アクソメ図、模型

教科書

なし

参考書

1.武者英二+永瀬克己「建築デザインの製図方法から簡単な設計まで」彰国社(1982

2.各種建築・デザイン関連雑誌

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

A

技術者教育プログラムの学習・教育目標

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JABEE基準1の(1)との関係

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カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

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現学年の関連科目

図学、建築概論

次年度以降の関連科目

建築製図II、建築設計IA、建築設計IB、建築設計IIA、建築設計IIB

連絡事項

1.授業方法は最初の20分程度課題説明,その後演習となる。

2.課題を自宅で行う場合もあり製図板が必要となる。製図用具や用紙、画材の知識を持っておくこと。

美しい線を引く、図形を描くための集中力を身につけて欲しい。最初は建築分野の作図や模型の作業に戸惑いがあると思うが、必ずみんなが達成できるレベルを設定しているのであきらめないで授業に取り組んで欲しい。

シラバス作成年月日

平成20229