科目名

建築設計IIA

英語科目名

Architectural Design IIA

開講年度・学期

平成20年度・前期

対象学科・専攻・学年

建築学科4

授業形態

演習

必修or選択

 

単位数

3

単位種類

学修単位(30+15)h

担当教員

大島隆一

居室(もしくは所属)

建築棟2階デザインスタジオ

電話

0285-20-2844

E-mail

 

授業の達成目標

1.店舗併用住宅の設計で、RC造の基本計画、狭小空間の断面計画、ファサードデザインができる。

2.美術館の設計で、明確なコンセプトやテーマを築き、建築用途と兼ねたプレゼンテーションができる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.2.共に、各スケジュール内の進行による計画チェック時の提出物内容と質疑応答から理解度で評価し、また、口頭発表と提出作品の内容から設定水準で評価する。

評価方法

課題毎に、1.各スケジュール内の進行による計画チェック時の提出

     2.最終提出作品の計画内容(コンセプトや機能の構築)

     3.図面の正確さ

     4.プレゼンテーション手法・発表

これらの項目を重み付けして評価する。

大きく2課題(作品)の提出なので、2課題毎に100点満点とし平均して最終評価とする。

計画チェック時に未提出の場合は、最終提出作品評価に影響がでる。

最終提出作品(要求図面種類等の未掲載も含む)未提出の場合は評価できない。

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

【店舗併用住宅の設計】——————————

1.課題説明‐店舗、ファサード、狭小空間の断面

2.断面計画チェック1

3.断面計画チェック2

4.平面・断面・立面計画チェック1

5.平面・断面・立面計画チェック2

6.平面・断面・立面計画チェック3

7.発表会・講評

【市街地に建つ美術館の設計】——————————

1.課題説明‐現有敷地の状況分析、美術館の機能

2.施設規模算定、及び配置計画チェック

3.平面計画チェック1

4.平面計画チェック2

5.断面・平面計画チェック

6.断面・立面計画チェック1

7.断面・立面計画チェック2

8.発表会・講評

———————————————

断面エスキス・断面エスキス模型

断面エスキス・断面エスキス模型

断面エスキス・断面エスキス模型

平面、断面、立面エスキス

平面、断面、立面エスキス

平面、断面、立面エスキス/作図

作図(最終図面)

———————————————

計画概要書

計画概要書/平面エスキス

平面エスキス

平面エスキス

平面、断面、エスキス

平面、断面、立面エスキス

平面、断面、立面エスキス/作図

作図(最終図面)

——————————

2

2

2

2

2

2

9

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2

2

2

2

2

2

2

10

 

自学自習時間合計

45

キーワード

店舗併用住宅、美術館、空間構成、機能構成、コンセプト

教科書

なし

参考書

1.武者英二他「建築設計演習応用編・独立住居から集合住居の設計まで」彰国社(1999

2.各種建築・デザイン関連雑誌

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

A

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(B-3) 技術的課題や問題の全体的な解決方法を明らかにできる。

(D-2) 実験や調査結果を口頭発表して議論できる。

JABEE基準1の(1)との関係

(e)(h)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

建築製図I、建築製図II、図学、建築設計IA,IB、建築計画I

現学年の関連科目

建築計画II

次年度以降の関連科目

建築計画III、都市・地区計画、卒業研究

連絡事項

1.課題説明後は,適宜スケジュール通りの計画内容チェックを個人的に受ける授業となる。また、課題終了時は必ず作品発表を学生の前で全員に対するプレゼンテーションを行う。

2.作品未提出者は評価できないので注意すること。また、作品が課題要求を満たない場合(未提出も同様)は再提出を求めるので必ず提出すること。

3.設計の計画内容を個別チェックで行うため,自宅で常に設計(エスキース図面、スケッチ、模型)を進め、教員にチェックしてもらうべきところを事前整理しておく必要がある(授業内容に対する自宅学習項目に書いてあるものが、事前準備する項目である)。

4.建築雑誌や実際の有名建築物を見て、自分の好きな建築を1つでも見つけ出して欲しい。

5.設計を進めるにあたって参考となるのが建築雑誌に掲載されている関係建築物である。様々な雑誌に必ず目を通し、課題に対する詳細な計画をより良くする手法を学ぶこと。また設計作業中は建築雑誌や参考資料が手元にあるよう心がけることが望ましい。

6.コンペ(設計競技)に参加した場合は、それを課題への評価に加点する場合がある。

シラバス作成年月日

平成20229