科目名

鋼構造

英語科目名

Design of Steel Structures

開講年度・学期

平成20年度・通年

対象学科・専攻・学年

建築学科4

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

本多 良政

居室(もしくは所属)

建築学科

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授業の達成目標

1.     鋼材の製造法と種類および強度と許容応力度について理解する

2.     荷重と外力の定義を理解し、設計荷重を計算できる。

3.     はりの変形と耐力を理解し、設計ができる。

4.     柱の変形と耐力を理解し、設計ができる。

5.     ブレースおよび床の設計ができる。

6.     各種接合の方法を理解し、接合部の設計ができる。

7.     柱脚部の設計ができる。

8.     基礎の設計ができる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

18 定期試験により評価を行う。

評価方法

定期試験により評価を行う。

授業内容

1.鉄骨構造の概略と地震被害の教訓

2.鉄骨構造の特徴と耐震設計法

3.鋼材の種類、性能、規格および許容応力度

4.荷重と外力(1)

5.荷重と外力(2)

6.部材の変形と耐力(1)

7.部材の変形と耐力(2)

(中間試験)

8.引張材の設計

9.圧縮材の設計

10.はりの設計(1)

11.はりの設計(2)

12.柱の設計(1)

13.柱の設計(2)

14.軸組筋かい材の設計

(前期定期試験)

15.床スラブの設計

16.ボルト接合

17.溶接接合(1)

18.溶接接合(2)

19.接合部の計算

20.継ぎ手の設計(1)

21.継ぎ手の設計(2)

(中間試験)

22.仕口の設計(1)

23.仕口の設計(2)

24.トラス接合部の設計

25.柱脚部の設計(1)

26.柱脚部の設計(2)

27.柱脚部の設計(3)

28.基礎の設計(1)

29.基礎の設計(2)

(後期定期試験)

キーワード

鋼材、荷重、許容応力度、座屈、柱、はり、ブレース、接合、ボルト、溶接

教科書

日本鋼構造協会編「わかりやすい鉄骨の構造設計(3)」、技法堂出版、2005

参考書

嶋津編「鋼構造」、森北出版、2003

五十嵐他「エース 鉄骨構造学」、朝倉書店、1998

日本建築学会編「鋼構造設計基準」、日本建築学会、1995

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

C

技術者教育プログラムの学習・教育目標

A-2  B-2

JABEE基準1の(1)との関係

 (d) (e)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

建築構造力学T、U

現学年の関連科目

建築構造力学V、建築実験

次年度以降の関連科目

建築耐震構造、建築構造計画

連絡事項

1.    建築構造力学Uの内容を確認しておくこと。

2.    街中には鉄骨が露出している建物があるので、鉄骨の架構の様子や接合方法をよく観察すると講義の内容が理解しやすくなる。

シラバス作成年月日

平成20320