科目名

建築構造力学III

英語科目名

Mechanics of Building Structures III

開講年度・学期

平成20年度・通年

対象学科・専攻・学年

建築学科4

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

履修単位(60時間以上)

担当教員

山本嘉孝

居室(もしくは所属)

建築学科棟2

電話

0285-20-2836   

E-mail

授業の達成目標

1.  静定・不静定トラスの部材応力と節点変位を求めることができること。

2.  応力法で簡単なラーメンの変位・変形を求めることができること。

3.  撓み角法と固定法の公式の誘導と節点移動のあるラーメンを解けること。

4.  崩壊機構の基礎を理解し22スパンのラーメンを解けること。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

 1〜4は試験において60%以上の成績で評価する。

評価方法

1.全ての試験の結果を総合して4で除した値の評価点を80%とする。(2回の中間試験は実施する)

  2.小テスト及びリポートの評価点を20%とする。

3.追試験の結果を考慮する場合は最高60点とする。

授業内容

1週 静定クレモナ図の作成

2週 不静定クレモナ図の作成2

3週 モールの定理

4週 トラスの切断法

5週 不静定トラスの変位

6週 曲げとせん断力

7週 曲げとせん断力2

8週 中間試験

9週 弾性曲線式

10週 弾性曲線式2

11週 仮想仕事の原理

12週 不静定トラスの変位

13週 片持梁

14週 撓み角法の原理

15週 撓み角法のための基本式の原理

16週 期末試験

18週 節点方程式とせん断力方程式

19週 節点移動のないラーメンの解

20週 節点移動のあるラーメンの解

21週 有効剛比と対称形と逆対称形の解

22週 対称形と逆対称形の解

23週 中間試験

24週 固定法の概念

25週 節点移動のないラーメンと柱頭を拘束した場合のその反力

26週 節点移動のないラーメンと柱頭を拘束した場合のその反力2

27週 節点移動するラーメンの解法

28週 節点移動するラーメンの解法2

29週 2層ラーメンの解法の概略とせん断力方程式

30週 部材の全塑性モーメントと降伏ヒンジの説明

31週 崩壊機構の説明と終局荷重の計算

32週 期末試験

 

キーワード

力の釣り合い3要素、変形・変位の連続・境界条件、せん断力方程式

教科書

山本嘉孝 「構造力学」 (2008

参考書

蜂巣 進・林 貞夫建築構造力学演習共立出版1984

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

B

技術者教育プログラムの学習・教育目標

 

JABEE基準1の(1)との関係

(c), (g)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

建築構造力学T、建築構造力学U

現学年の関連科目

鋼構造、鉄筋コンクリート構造

次年度以降の関連科目

応用力学、建築弾塑性力学

連絡事項

 予習・復習をしっかりこなし、小テスト・リポートの提出は確実に。

シラバス作成年月日

200836