科目名

建築施工

英語科目名

Building Construction

開講年度・学期

平成20年度・通年

対象学科・専攻・学年

建築学科5年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30h)

担当教員

川上勝弥

居室(もしくは所属)

建築学科棟1階

電話

 

E-mail

 

授業の達成目標

1.工程表から工事に要する日数を概算することができる。

2.コンクリートの呼び強度、供試体強度等の関係が説明できる。

3.鉄骨の接合工法の特徴について説明できる。

4.仕上げ工事(特に、塗装工事、左官工事)における、施工上の留意点について説明できる。

5.建設副産物について説明できる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

達成目標1〜5:中間試験および期末試験の成績並びに提出レポートの内容を設定水準で評価し、60%以上の成績で評価する。

評価方法

評価は、次の3項目の加重平均により行う。

 1.中間試験(40%)

 2.期末試験(50%)

 3.提出レポート(10%)

なお、試験における参考書、コピー、携帯電話、電卓、ノート、メモ等の持ち込みは不可。

授業内容

1.建築施工の特異性について−建築基準法、仕様書(1週)

2.施工計画−施工計画書、設計図書、事前調査(1週)

3.工程管理−工程表、管理図(1週)

4.仮設工事(1)−仮設、足場、(1週)

5.仮設工事(2)−建設機械(1週)

6.土工事(1)−根切り、山留め、排水(1週)

7.土工事(2)−くい工事(1週)

8.前期中間試験(1週)

9.鉄筋コンクリート工事(1)−鉄筋工事(1週)

10鉄筋コンクリート工事(2)−型枠工事(1週)

11鉄筋コンクリート工事(3)−コンクリート工事(1週)

12鉄筋コンクリート工事(4)−検査(1週)

13鉄骨工事(1)−建て方(1週)

14鉄骨工事(2)−接合(1週)

15メーソンリー工事−組積、充填、目地(1週)

前期末試験

16ALC工事−屋根・床工法、壁工法(1週)

17防水工事−アスファルト防水、シーリング防水(1週)

18石工事−湿式工法、乾式工法(1週)

19タイル工事−タイル張り工法(1週)

20木工事−木材の乾燥、使用部位(1週)

21左官工事(1)−日本壁(1週)

22左官工事(2)−プラスター塗り(1週)

23.後期中間試験(1週)

24カーテンウォール工事−取付方法、ジョイント(1週)

25ガラス工事−固定方法(1週)

26塗装工事(1)−塗料の種類と特徴、吹き付け(1週)

27塗装工事(2)−塗料の種類と特徴、吹き付け(1週)

28解体工事−解体方法、廃棄物処理、建設副産物(1週)

29クレーム予防−クレーム、かし(1週)

30安全と建設公害−労働安全衛生法(1週)

後期期末試験

キーワード

建築施工、JASS、躯体工事、仕上げ工事、建設副産物、かし

教科書

大岸佐吉・中山五郎編「現代 建築生産」オーム社

参考書

日本建築学会「建築工事標準仕様書」

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

C

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A−3) (C−3)

JABEE基準1の(1)との関係

(d(2−d)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

建築材料、建築実験、鉄筋コンクリート構造、鋼構造

現学年の関連科目

建築法規、建築設備、木構造

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

1.建築における“ものづくり”に関する講義を中心とするので、専門用語に慣れること。

2.試験は90分とする。

3.学習レベルとして、1級建築士の施工を想定している。

シラバス作成年月日

平成20315