科目名

木構造

英語科目名

Design of Timber Structures

開講年度・学期

平成20年度・後期

対象学科・専攻・学年

建築学科5年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

1単位

単位種類

学修単位(30+15)h

担当教員

川上勝弥

居室(もしくは所属)

建築学科棟1階

電話

 

E-mail

 

授業の達成目標

1.必要な軸組長さを求め、それをバランス良く配置することができる。

2.圧縮材、引張材および曲げ材の断面算定ができる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

達成目標に対し、中間試験および期末試験の成績並びに提出レポートの内容を設定水準で評価し、60%以上の成績で評価する。

評価方法

評価は、次の3項目の加重平均により行う。

 1.中間試験(30%)

 2.期末試験(50%)

 3.提出レポート(20%)

試験には建築基準法法令集、電卓の持ち込みを認めるが、参考書、携帯電話、ノート、メモ等の持ち込みは認めない。

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

1.木構造とは−木質構造、軸組構法(1週)

軸組構法についてまとめる

2.木質構造の法的規制−建築基準法(1週)

木質構造の規定についてまとめる

3.木造建物の特徴(1週)

伝統的な木造建物の部材名称について

4.軸組−壁量、壁倍率、保有耐力(1週)

軸組の種類と壁倍率についてまとめる

5.軸組の配置(1週)

平面図に規定量の軸組を配置する

6.軸組計算−偏心率、4分割法(1週)

平面図より偏心率及び4分割法による検討を行う

7.木材の特徴と許容応力度(1週) 

構造に使用する主な木材の特徴についてまとめる

8.(前期中間試験(1週)

 

9.引張材−引張部材、許容応力度(1週)

引張材の応力、引張許容応力度を求める

10.引張材の計算(1週)

引張材の計算を行い安全性について検討する

11. 圧縮材−圧縮部材、許容応力度(1週)

圧縮材の応力、圧縮許容応力度を求める

12圧縮材の計算(1週)

圧縮材の計算を行い安全性について検討する

13.曲げ−曲げ部材、許容応力度(1週)

曲げ材の応力、曲げ許容応力度を求める

14.曲げの計算 (1週)

曲げ材の計算を行い安全性について検討する

15.接合部の計算(1週)

木構造における接合の安全性について検討する

 

自学自習時間合計

15

キーワード

軸組、偏心率、許容応力度、引張材、圧縮材、曲げ材

教科書

特になし。必要に応じてプリントを配布する。

参考書

日本建築学会「木質構造設計規準」、日本建築学会

杉山英男編著「木質構造」、共立出版

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

C

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A−2) (C−2)

JABEE基準1の(1)との関係

d2-d))

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

建築一般構造、建築材料、建築構造力学

現学年の関連科目

建築法規、建築施工

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

1.授業は、講義を中心に行うが、適宜行う演習問題の回答状況から、学習の達成度を確かめる。

2.授業には、建築関係法令集(本校、建築法規で使用する教科書)および電卓を必ず持参すること。

シラバス作成年月日

平成20315