科目名	建築構造解析学		英語科目名	Analysis of Building Structures
開講年度・学期	平成２０年度・後期		対象学科・専攻・学年	建築学専攻・１年
授業形態	講義		必修or選択	選択
単位数	２単位		単位種類	学修単位（１５＋３０）ｈ
担当教員	高橋純一		居室（もしくは所属）	建築棟３階
電話	0285-20-2831		E-mail
授業の達成目標
１．建築構造物の弾性地震応答（時刻歴応答）解析方法を説明できる。 ２．建築構造物の地震応答の解析結果を説明できる。
各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法
１〜２．試験において60％以上の成績で評価する。 １〜２．提出レポートの内容を設定水準で評価する。
評価方法
１．期末試験（60%） ２．課題の解答内容（40%）
授業内容		授業内容に対する自宅学習項目			自宅学習時間
１. ガイダンス、FORTRANプログラム、文法、 ソフト設計用地震波形（１週）		FORTRANプログラムの予習 課題作成			４
２. 自由度系の線形応答−構造物のモデル化、非減衰自由振動、減衰自由振動、調和外力に対する応答、種々の過渡外力に対する応答、地震応答スペクトル、振動とエネルギー、等価粘性減衰（３週）		自由度系の線形応答の予習 課題作成			１２
３．多自由度系の線形応答−振動方程式、非減衰自由度振動、減衰自由度振動、強制振動、モーダルアナリシス、固有周期の計算（２週）		多自由度系の線形応答の予習			８
４．応答の数値解析−数値積分法、ニューマークのβ法（２週）		数値応答解析の予習			８
５．弾塑性応答−弾塑性復元力特性、地震に対する弾塑性応答（２週）		弾塑性応答の予習			８
６．建物の地震応答解析−建物の振動モデル、せん断質点系モデル、骨組モデル（４週）		建物の地震応答解析の予習			１６
７．震害と耐震構造（１週）		震害の予習			４
		自宅学習時間			６０
キーワード	地震応答解析、数値積分法、弾性応答、弾塑性応答、応答量
教科書	１．柴田明徳「最新耐震構造解析」森北出版(2003) ２．西川孝夫他「建築の振動」朝倉書店(2005)
参考書	１．大崎順彦「地震動のスペクトル解析」鹿島出版会(1994) ２．戸川隼人「ザ・Fortran90/95」サイエンス社(1999) ３．斉藤大樹「耐震･免震･制振のはなし」日刊工業新聞社(2005)
小山高専の教育方針�@〜�Eとの対応		�C
技術者教育プログラムの学習・教育目標
(A-1)科学や工学の基本原理や法則を身につける。 (B-2)数学の知識と工学をつなぐ基礎的知識を身につける。
JABEE基準１の（１）との関係			d(2-a), (g)
カリキュラム中の位置づけ
前年度までの関連科目			建築耐震構造、鉄筋コンクリート構造、鋼構造
現学年の関連科目			都市防災論、耐震設計論
次年度以降の関連科目
連絡事項
１．授業方法は講義を中心とし、時々課題を出題します。 ２．課題の評価割合が試験と同等程度高いので、各課題を締切までに確実に提出すること。
シラバス作成年月日：平成20年3月31日