科目名

建築CAD・CG

英語科目名

Architectural CAD&CG

開講年度・学期

平成20年度・前期

対象学科・専攻・学年

建築学専攻1

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2

単位種類

学修単位(15+30)h

担当教員

大島隆一

居室(もしくは所属)

建築棟2階デザインスタジオ

電話

0285-20-2844

E-mail

授業の達成目標

・2次元CADの修得を前提とし、3次元CADや景観などのシュミレーション・プレゼンテーション技法の習得

・意志決定のためのプレゼンテーション技法の習得

CGソフトや種々のソフト間のデータの変換方法

以上のため、以下の3点を目標とする。

.3次元CADでのモデリングができる。

.CGソフト「Pov-Ray」によるプログラミングにて建築物等が表現できる

.複数のソフトにて互いにデータを変換させながらソフトを実行させ、作業の効率化の状況を実演・説明できる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

13共通して、レポートの提出と共に、発表を行い実演で習得度を評価する。

評価方法

定期試験は行わない。POV-RAY言語の理解度、作品や課題のプレゼンテーションにより評価する。

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

1.CAD利用技術について

CADシステムに関わる知識

情報処理授業時のCADについて復習

4

2.ガイダンス/各種CAD等の特徴(長短所)

ソフトの長短所に対するレポート作成

4

3.レポート発表/各種3DCADCG基本事項

3次元、2次元CADCGに関する自学自習

4

4.POVRAYの言語(C言語)の理解、扱い方

操作マニュアルの熟読、プログラムの予習・実習

4

5.POVRAY演習/スタディ:物体、空、地面の作成

作品作成

4

6.スタディ作品発表/CGの利点をいかした作品の計画案を考える

作品計画の計画書作成

4

7.計画書発表/CGによる自然界の表現、金属系の表現

空気、水、樹木、山、崖、岩、等のプログラミング

4

8.POVRAY演習

プログラミング(モデリング・レンダリング)

4

9.POVRAY演習

プログラミング(モデリング・レンダリング)

4

10POVRAY演習

プログラミング(モデリング・レンダリング)

4

11.発表、プレゼンテーション

プログラミング(モデリング・レンダリング)

4

12.小テスト(2級建築士程度)

建築士過去問題の自学自習

4

13.データ変換・互換:拡張子から見る関連性

データ関連性一覧表レポート作成

4

14.データ変換演習によるプレゼンテーション技法(プログラムされたプレゼンテーションをアプリケーションに移す)

講義内容・作業内容をまとめたレポート作成

4

15CAD利用技術について

建築業務として知っておくこと

講義内容をまとめたレポート作成

4

 

自学自習時間合計

60

キーワード

3次元、CGCADPov-Ray、データ変換

教科書

なし

参考書

各種CADソフト操作マニュアル

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

D

技術者教育プログラムの学習・教育目標

A-1)科学や工学の基本原理や法則を身につける。

B-2)数学の知識と工学をつなぐ基礎的知識を身につける。

JABEE基準1の(1)との関係

(c)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

情報処理I,II、建築設計IIA,IIB

現学年の関連科目

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次年度以降の関連科目

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連絡事項

この分野におけるツールは、Pov-RayVectorWorks、ピラネシージ、shadeなど様々な利用・表現手法がある。一つのソフトに特化した講義内容というより、その汎用性や他への対応や可能性を考えた授業としたい。準備できるパソコンとソフトには制約があるが、希望によりできるだけ多様なソフトに対応した授業としたい。

シラバス作成年月日

平成20311