科目名

建築数学

英語科目名

Architectural Mathematics

開講年度・学期

平成20年度・後期

対象学科・専攻・学年

専攻科建築学専攻1年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

学修単位(45時間単位)

担当教員

山本嘉孝

居室(もしくは所属)

建築学科棟2

電話

0285-20-2836

E-mail

授業の達成目標

1.  力の釣り合い式を計算できる。

2.  空間の曲げモーメントが計算できる。

3.  ベクトルにより空間における2節点間の回転と変位が計算できる。

4.  行列の加減乗除を計算でき、簡単な骨組みを行列で表せる。

5.  回転ベクトルと伸び度ベクトルを使って部材間の相対変位・変形が計算できる。

6.  ばね振動系の微分方程式を理解できる。

7.  ばねの衝撃の具合を計算できる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜7は試験において60%以上の成績で評価する。

評価方法

1.全ての試験の結果で評価点とする。

  2.追試験の結果を考慮する場合は最高60点とする。

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

1週:位置ベクトル

重心を計算できる。

2週:ラミの定理

力の釣り合いを計算できる。

3週:内積、外積

空間の二直線の角度を計算できる。

4週:内積、外積

空間の四面体の体積を計算できる。

5週:曲率半径

梁の撓みの曲率を計算できる。

6週:梁の撓み曲線

梁の撓みを曲線で表せる。

7週:微分方程式の作成

曲線の微分方程式が計算できる。

8週:面積と体積

面積と体積を積分で計算できる。

9週:平均値・重心・慣性能率

平均値・重心・慣性能率を計算できる。

10週:ばねの振動方程式

多質点系の振動の挙動を理解できる。

11週:エネルギー

エネルギーの保存を理解して計算できる。

12週:ばねと衝撃

衝撃を静力学的に数値化できる。

13週:ばねと衝撃2

 

14週:柱の非減衰振動

柱の非減衰振動方程式を誘導できる。

15週:減衰振動

1層柱の減衰振動方程式を誘導できる。

 

 

 

 

自学自習時間合計

60

キーワード

ベクトル、微分方程式、振動、変形・変位の連続

教科書

配布資料「建築数学」、山本嘉孝「構造力学」(2007

参考書

 

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

B

技術者教育プログラムの学習・教育目標

A-1)科学や工学の基本原理や法則を身につける。

A-2)基礎知識を専門工学分野の問題に応用して解ける。

JABEE基準1の(1)との関係

(c), (g)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

建築構造力学U、建築構造力学V、応用数学、応用物理

現学年の関連科目

建築弾塑性力学

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

1.  授業方法は講義を中心とし,問題や課題を出して解答させて学習の達成度を確かめる。

2.  試験の時間を90分とし,教科書、配布資料,参考書の持ち込みは可と不可の場合がある。

授業中の演習や出された宿題は必ず行うこと。

シラバス作成年月日

平成20313