科目名

建築高機能材料工学

英語科目名

High Functional Material Engineering for building

開講年度・学期

平成20年度・前期

対象学科・専攻・学年

建築学専攻2年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

学修単位(15+30)h

担当教員

川上勝弥

居室(もしくは所属)

建築学科棟1階

電話

 

E-mail

 

授業の達成目標

1.要求性能と建築材料の性能との関係を理解し、最適な建築材料を選定することができる。

2.興味のある素材を題材として、その建築材料への適否が判断できる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

課題に対する口頭発表と提出レポートの内容を設定水準で評価する。

評価方法

評価は、次の通りとする。

1.授業内容5〜8における口頭発表について(30%)

2.授業内容1415における口頭発表について(50%)

3.自学自習における課題の状況(20%)

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

1.建築高機能材料とは−高機能材料、新素材・新材料(1週)

建築材料に要求される性能についてまとめる。

2.建築用新材料−構造用新材料・高強度コンクリート(1週)

高強度・高耐久性等の性能を有する建築構造材料についてまとめる。

3.建築用新材料−高強度コンクリート(1週)

高強度コンクリートの構成材料、調合、製造、施工方法等についてまとめる。

4.建築用新材料−高機能コンクリート(1週)

コンクリートに求められる付加価値について考察する。

5.土の建築材料としての新しい利用方法(口頭発表)(1週)

土の特徴および新しい利用方法についてについてまとめる。

6.建築用高機能材料−プラスチック(口頭発表)(1週)

付加価値を有するプラスチックの使用方法についてまとめる。

7.建築用高機能材料−木材(口頭発表)(1週) 

  

付加価値を有する木材の使用方法についてまとめる。

8.建築用高機能材料−ガラス(口頭発表)(1週)  

付加価値を有するガラスの使用方法についてまとめる。

9.建築材料中の有害物質(1週)

  

建築材料に含まれる重金属等の有害物質についてまとめる。

10.環境適合型材料−循環型社会、再生資源

(1週)

再生資源の有効利用についてまとめる。

11.環境適合型材料−リサイクル材料、環境基準(1週)

リサイクル製品認定制度の現状についてまとめる。

12.興味ある素材の建築材料として利用の可能性について−調査・分析〔その1〕(口頭発表)(1週)

興味ある素材を選定し、その理由についてまとめる。

13.興味ある素材の建築材料として利用の可能性について−調査、分析〔その2〕(口頭発表)(1週)

興味ある素材の特性を分析する。

14.興味ある素材の建築材料として利用の可能性について〔その1〕(口頭発表)(1週)

興味ある素材の建築材料としての適合性についてまとめる。

15.興味ある素材の建築材料として利用の可能性について〔その2〕(口頭発表)(1週)

口頭発表の内容をレポートにまとめる。

 

自学自習時間合計

60

キーワード

高機能材料、再生資源、リサイクル

教科書

特になし。必要に応じてプリントを配布する。

参考書

白山和久編「建築新素材・新材料」、丸善

島村昭治編「未来を拓く 先端材料」、工業調査会

福島敏夫著「新素材開発と建築材料 材料物性から地球環境まで」技報堂出版

長瀧重義監「コンクリートの高機能化」技報堂出版

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

A

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(B−1) (C−1)

JABEE基準1の(1)との関係

d2-c))

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

建築材料、建築実験

現学年の関連科目

 

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

1.新素材に関する調査・分析以外の授業は、講義を中心とする。

2.日頃より、建築物に使用される新素材について関心を持つこと。

シラバス作成年月日

平成20315