科目名

合成構造論

英語科目名

Theory of Composite Structure

開講年度・学期

平成20年度・後期

対象学科・専攻・学年

専攻科建築学専攻1

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

学修単位(15+30)h

担当教員

本多 良政

居室(もしくは所属)

建築学科棟

電話

 

E-mail

 

授業の達成目標

1.合成構造の定義と概略を説明することができる。

2.合成構造に用いられる材料の特徴を説明できる。

3.合成構造の部材の耐力と変形性能について説明することができる。

4.合成構造の設計法について説明することができる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜4 提出レポートとその内容の発表および討議内容により評価する。

評価方法

提出レポート(60)と授業での発表および討議内容(40)により評価する。

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

1.合成構造の特徴とその歴史

11.1.11.2.1(b)を要約し、授業時に提出。

2.鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)構造の建設状況と地震被害

11.2.1(c)(d) を要約し、授業時に提出。

3.SRC構造設計基準の変遷と研究の動向および同構造の展望

11.2.1(e)(f) を要約し、授業時に提出。

4.SRC構造の定義、土木構造におけるSRC構造、海外におけるSRC構造

11.2.21.2.4を要約し、授業時に提出。

5.鋼管コンクリート構造の概要、プレキャスト部材を含むSRC構造

11.3.11.4を要約し、授業時に提出。

6.混合構造の歴史と展望、混合構造の設計例、その他の合成部材

11.5.11.6.2を要約し、授業時に提出。

7.骨組み計画と建築計画、耐震計画と耐震設計

22.1.12.1.2を要約し、授業時に提出。

8.合成構造の特徴、合成部材の特徴、設計荷重

22.2.12.3.1を要約し、授業時に提出。

9.応力計算と変形計算、断面計算と部材計算

22.3.22.3.3を要約し、授業時に提出。

10.累加強度式計算法

22.3.3(p.6265) を要約し、授業時に提出。

11.構造用材料、材料の種類、材料の力学的性質、相互作用

33.1.13.2.4を要約し、授業時に提出。

12.材料の許容応力度

33.3.13.3.3を要約し、授業時に提出。

13SRC構造の設計、断面構成、柱梁接合部の構成、骨組構成、構造計画

44.1.14.1.4を要約し、授業時に提出。

14SRC構造の力学的特性、梁の曲げ破壊性状中心圧縮を受ける柱

44.2.14.2.2(a) を要約し、授業時に提出。

15.圧縮と曲げを受ける短柱、破壊性状、終局強度と累加強度式

44.2.2(b) を要約し、授業時に提出。

 

 

 

 

自学自習時間合計

60

キーワード

鉄骨鉄筋コンクリート構造、鋼管コンクリート構造、合成構造、混合構造、構造材料

教科書

若林實他「新建築学体系42 合成構造の設計」、彰国社、1995

参考書

1.    日本建築学会「鉄骨鉄筋コンクリート構造計算基準・同解説」、日本建築学会、2001

2.    若林實他「建築構造学体系19 鉄骨鉄筋コンクリート構造」、彰国社、1995

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

C D

技術者教育プログラムの学習・教育目標

 A-2 B-3

JABEE基準1の(1)との関係

 (b)(d)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

鋼構造、鉄筋コンクリート構造

現学年の関連科目

建築弾塑性力学

次年度以降の関連科目

建築耐震設計論

連絡事項

1.    受講生がテキストの要約をまとめ、内容を発表してもらい、討義する授業方式とする。

2.    大型プロジェクトでよく用いられる構造形式であるので、建物の設計の幅を広げる機会だと考えている。 

シラバス作成年月日

平成20320