化学演習

 

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科目名:化学演習(英文科目名:Exercise in Chemistry

1単位 必修 物質工学科3年 前期 講義

担当教官:浦田克郎 (居室:物質工学科実験棟2階) 

Tel:0285-20-2810 E-mail: urata@oyama-ct.ac.jp

田中孝国 (居室:電気・物質工学科棟3階)

     Tel:0285-20-2804 E-mail:

飯島道弘 (居室:電気・物質工学科棟4階)

     Tel:0285-20-2812 E-mail: iijima@oyama-ct.ac.jp

 

授業目的

  1. 化学の基礎事項と化学反応の数量的取り扱いを学び、当学科の講義や実験に応用できる能力を身に付けるため、また、自ら学習する習慣を身に付けさせるために演習を行う。

  2. 12年次の基礎化学関連科目の総復習を行う。

達成目標

1.      物質量(モル、分子数、質量、体積等)に関する重要事項を理解し、基礎演習問題が解けるようになる。

2.      化学変化・反応に関する重要事項を理解し、基礎演習問題が解けるようになる。

3.      自ら学習する習慣を身に付ける。

学習保証時間100(分/週)× 15(週/年)= 1500(分/年)= 25(時間/年)

 

 

教科書:三上豊男「演習中心 スグ解ける化学氓a・の計算法」三省堂(1996)

  

参考書:戸嶋直樹「理解しやすい化学IBII(改訂版)」文英堂(2001

    野村祐次郎他「チャート式シリーズ・新化学IBII」数研出版(2000

学習方法

  予習-授業計画に予定されている授業内容に関連する内容を、事前に教科書、参

考書等で学習して問題点を明らかにしておく。

  授業-講義内容と黒板の内容をノートに整理して理解する。演習問題を行う。

     疑問点を質問する。

  復習-授業での内容を反復学習し、演習問題を解く。

 

 

キーワード

  化学 演習

授業内容

1.      密度・比重・モル・分子量・分子数

2.      溶液に関する計算(質量%と体積モル濃度)

3.      溶解度に関する計算

4.      質量モル濃度・凝固点降下・沸点上昇・浸透圧

5.      中和反応

6.      水素イオン濃度とpH・解離度

7.      ボイル・シャルルの法則・気体の状態方程式

8.      熱化学方程式・ヘスの法則・結合エネルギー

9.      化学平衡に関する問題・平衡定数

10.              酸化還元反応

11.              電池と電気分解

12.              燃焼に伴う物質量の変化

13.              実験式・分子式の決定

14.              付加反応・エステル化・加水分解

15.              有機化学の基礎

授業方法

講義・演習を中心として行い,講義時間以外でも質問がある場合は応じる。

  本人の欠席等により授業内容を理解できなかった場合の補講は行わない。

 

 

カリキュラム中の位置付け

  12年次の化学基礎科目の総復習と重要箇所の再確認を行い、3年次以降の専門科目の理解を深める

この科目を学ぶために先行して理解する必要のある科目

  化学I、化学II、基礎化学、分析化学、基礎化学実験、分析化学実験

この科目と同時に学ぶ関連科目

有機化学、無機化学、生物化学、物理化学、物質工学実験

この科目の後に学ぶ関連科目:特になし

 

 

評価方法

前期を3分野に分け、飯島、田中、浦田がそれぞれ担当し、分野ごとのテストを行う。評価は、3人の評価の平均とする。

試験実施方法

試験は定期テスト期間中には行わない。

連絡事項

理解が困難な場合は、その都度相談に応じる。

学生へのメッセージ

  演習問題は自ら理解しながら解くことが最も大事です。予習・復習を行い、自ら

学習する習慣を身に付けてください。

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