生物化学工学(SC専門科目)
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科目名:生物化学工学(英文科目名:Biochemical Engineering)
2単位 選択 物質工学専攻1,2年 後期(隔年開講) 講義
担当教員:西脇昭雄
授業目的:
1.バイオプロセスと化学工学の関わりについての理解
2.微生物反応おける量論関係・反応速度の理解
3.生物反応装置の装置特性の理解
4.生物反応装置の操作・設計の基礎知識の修得
達成目標:
1. 微生物反応の量論関係・反応速度の計算ができること
2. 装置特性のうち酸素の物質移動速度について説明できること
3. リサイクル型を含む連続培養操作の計算ができること
4. 簡単な好気性培養槽の設計問題が解けること
5. 加熱殺菌操作の計算ができること
技術者教育プログラムの学習・教育目標:(A-1)
JABEE基準1の (1) との関係:(d(2-a))
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カリキュラム中の位置づけ
この科目を学ぶために,前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目
化学工学,反応工学,生物反応工学
現学年でこの科目と関連性のある科目
分離工学
次年度以降に学ぶ,この科目に関連性のある科目
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教科書:プリントを使用.
参考書:海野肇「生物化学工学」講談社(1992)
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キーワード:
バイオプロセス,生物反応速度,生物反応装置,装置特性,操作・設計
授業内容:
1. 授業ガイダンス,微生物菌体の工業的利用(1週)
2. 微生物反応の量論関係と収率係数(2週)
3. 微生物反応の反応速度式(2週)
4. 生物化学反応装置(2週)
5. 装置特性(通気・撹拌)(2週)
6. 槽型微生物反応器の操作・設計(2週)
7. 好気性微生物反応器の操作・設計(2週)
8. 殺菌・除菌操作(2週)
期末試験
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各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:
1.期末試験において50%以上の成績で評価する.
2.課題レポートの解答内容を設定水準で評価する.
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評価方法:
評価は下記のように総合して行う.
期末試験 70%
課題レポートの解答内容 30%
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連絡事項:
1.学習相談には,その都度応じる.
2.課題はもれなく解答・提出のこと.
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