生物化学工学(SC専門科目)

 

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科目名:生物化学工学(英文科目名:Biochemical Engineering

    2単位 選択 物質工学専攻1,2年 後期(隔年開講) 講義

担当教員:西脇昭雄

    Tel: 0285-20-2813 (物質工学科事務室)

 

授業目的:

1.バイオプロセスと化学工学の関わりについての理解

2.微生物反応おける量論関係・反応速度の理解

3.生物反応装置の装置特性の理解

4.生物反応装置の操作・設計の基礎知識の修得

達成目標:

1. 微生物反応の量論関係・反応速度の計算ができること

2. 装置特性のうち酸素の物質移動速度について説明できること

3. リサイクル型を含む連続培養操作の計算ができること

4. 簡単な好気性培養槽の設計問題が解けること

5. 加熱殺菌操作の計算ができること

 

 技術者教育プログラムの学習・教育目標:(A-1)

 JABEE基準1 (1) との関係:(d(2-a))

 

 

カリキュラム中の位置づけ

 この科目を学ぶために,前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目

    化学工学,反応工学,生物反応工学

 現学年でこの科目と関連性のある科目

    分離工学

 次年度以降に学ぶ,この科目に関連性のある科目

    

 

 

教科書:プリントを使用.

参考書:海野肇「生物化学工学」講談社(1992

 

 

キーワード:

  バイオプロセス,生物反応速度,生物反応装置,装置特性,操作・設計

授業内容:

1. 授業ガイダンス,微生物菌体の工業的利用(1週)

2. 微生物反応の量論関係と収率係数(2週)

3. 微生物反応の反応速度式(2週)

4. 生物化学反応装置(2週)

5. 装置特性(通気・撹拌)(2週)

6. 槽型微生物反応器の操作・設計(2週)

7. 好気性微生物反応器の操作・設計(2週)

8. 殺菌・除菌操作(2週)

 

期末試験

 

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:

  1.期末試験において50%以上の成績で評価する.

  2.課題レポートの解答内容を設定水準で評価する.

 

 

評価方法:

評価は下記のように総合して行う.

期末試験 70%

課題レポートの解答内容 30%

 

 

連絡事項:

  1.学習相談には,その都度応じる.

  2.課題はもれなく解答・提出のこと.

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