科目名 : 細胞・遺伝子工学 (英文科目名 : Ce11 and Genetic Engineering)

2単位 必修 物質工学科 5年 通年

 

担当教官 : 王蔚芹 (宇都宮大学遺伝子実験施設)

Te1028-649-5449  Emai1wang@utsunomiya-u.ac.jp

 

授業目的:

1.遺伝子工学の基礎となる分子生物学への理解

2.遺伝子工学の基本的な原理と操作への理解

3.遺伝子工学がヒトにもたらした恩恵とその問題点への理解

 

達成目標:

1.分子生物学や遺伝子工学の分野に対して興味を持たせること

2.分子生物学ならびに遺伝子工学の基礎知識を身につけること

 

教科書: 半田宏「わかりやすい遺伝子工学」昭晃堂(2002)

 

参考書: さらに勉強したい方に

山本雅「基本から先端までの遺伝子工学がわかる」羊土杜(2001)

G.M.カーターら「知っておきたいDNA、遺伝子、遺伝子工学の基礎知識」

Takara(2001)

 

学習方法: 授業中しっかりとノートをとること

前回の授業を復習し、理解したうえで、次回に臨む姿勢

 

キーワード: 原核細胞、真核細胞、核酸、染色体、セントラルドグマ、遺伝子操作、制限

酵素、ベクター、組換えDNA、遺伝子クローニング、ポリメラーゼチェイン反応、

単クローン抗体

 

授業内容:

前期

1.細胞の構造と構成成分

2.染色体・遺伝子の構造

3.遺伝子の発現とその調節

4.遺伝子操作

5.ベクター

6. 遺伝子クローニング

7. ポリメラーゼチェイン反応

後期

8. 細胞への遺伝子導入

9.遺伝子の解析

10.発現ベクターによる生産

11.動物の遺伝子操作

12.植物の遺伝子操作

13.単クローン抗体

14.遺伝子工学の応用

 

授業方法: 基本としてテキストに沿って授業を行う。内容に応じて随時補充プリント配布する。

学習状況を把握するため単元ごとに練習課題を出すかもしくは小テストを行う。

 

カリキュラム中の位置づけ:

 

この科目を学ぶために先行して理解する必要のある科目: 特になし、

 

この科目と同時に学ぶ関連科目: 生物化学、微生物学

 

この科目の後に学ぶ関連科目:

 

評価方法: 基本的に定期テストの成績によるが、小テスト、学習態度、出席状況を考慮する。

 

定期試験実施方法: 中間テストは行わない。前期末試験と学年末試験を実施する。

 

連絡事項:

 

学生へのメッセージ: 授業中お喋りしないこと。

配布したプリントは授業に必ず持参すること。

授業内容をその都度しっかりと復習し、理解することが大切。

普段の生活中、遺伝子工学に関する話題に興味をもってほしい。