電子情報工学(物質工学科専門科目)                   2005年度

 

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科目名:電子情報工学 (英文科目名:Electronics & Information Engineering)

    1単位 必修 物質工学科4年 前期 講義

 

担当教官:今成一雄(居室:電気・物質棟2階)

      Tel:0285-20-2232 E-mail:imanari@oyama-ct.ac.jp

 

授業目的:

  1.電子工学に限らず、電気電子工学全般にわたりその概要を理解する。

  2.オームの法則、キルヒホッフの法則、鳳テブナンの定理が使える。

  3.交流信号の表し方を理解する。

  4.電気計測機器の種類について理解する。

  5.センサの種類とその機能を理解する。

  6.電子回路の基礎を理解する。

  7.コンピュータの基礎を理解する。

 

達成目標:

  1.簡単な直流回路の計算が出来る。

  2.交流信号(電力)の意味が説明できる。

  2.適切な電気計測装置が選択できる。

  3.適切なセンサを選択できる。

  4.簡単なディジタル回路が説明できる。

  5.コンピュータの動作が説明できる。

 

プログラムの学習・教育目標 :(A), (B)

JABEE 基準 1 の(1)との関係:(a), (c), (d), (e), (g), (h)

 

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教科書:

  日本産業技術教育学会電気分科会編「基礎電気・電子工学」森北出版(1994

 

参考書:

  福田 努「はじめて学ぶ 電気の計算と基礎知識」技術評論社(1982

 

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キーワード:

  オームの法則 キルヒホッフの法則 鳳テブナン 直流信号 交流信号

  電気計測機器 センサ 電子回路 ダイオード トランジスタ ディジタル回路

 

授業内容:

  1.序論                              (1週)

  2.電気回路   (1)直流回路                  (2週)

  3.       (2)交流回路                  (2週)

  4.電気計測    計測機器の種類と構造              (1週)

  5.電気・電子材料 導電・半導体材料                (1週)

  6.電気・電子素子(1)電気素子(抵抗・コンデンサ・コイル)    (2週)

  7.       (2)半導体素子(ダイオード・トランジスタ・センサ)(2週)

  8.電子回路   (1)ダイオード回路               (1週)

  9.       (2)トランジスタ回路              (1週)

  10.       (3)ディジタル回路               (1週)

  11.コンピュータ  ハードウェア・ソフトウェア            (1週)

 

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評価方法:

  定期試験の結果 90%、講義中の演習・口頭試問 10 %

 

連絡事項:

  1. 講義を中心として、適宜演習問題を与える。

  2. 講義時間以外でも質問がある場合は応じる。

  3. 理解困難な点は随時学習相談に応じる。電子メールでも受け付ける。

  4. 欠席等により授業内容を理解できなかった場合の責任は当人に求め、

    授業内容の欠損部分は本人の自習等による獲得を強く求める。

  5. 試験時間は50分とし、教科書、参考書、コピーの持ち込みは許可しない。

    試験の内容に応じて、電卓の持ち込みを許可することがあり、授業中に指示する。

  6. 自分の専門以外にも目を向けて、いろいろな知識を吸収し、多角的に物事を捉え

    理解する力を付けて欲しい。

 

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