科目名

材料工学

英語科目名

Materials Engineering

開講年度・学期

平成18年度・通年

対象学科・専攻・学年

物質工学科4

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

武 成祥

居室(もしくは所属)

電気・物質棟4

電話

0285-20-2809

E-mail

wuc@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.化学結合を理解し、材料の性質の特徴を予想できること。

2.図、写真等視覚により、結晶のでき方、欠陥等を三次元的に理解できる。

3.材料の挙動が原子の動きとして把握できるようにする。

4.状態図に対する解釈および応用ができること。

5.実用材料の基本を把握することができる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

期末試験において60%以上の成績で評価する。

課題に対する提出レポートの内容を設定水準で評価する。

評価方法

評価は下記2項目の加重平均によって行う。

1.試験成績(80%)(中間試験と期末試験の算数平均とする)

2.演習問題や課題の解答内容(20%)

授業内容

授業内容に対する予習項目

(前期)

1.序論 材料工学とは                     1週

2.物質の構成要素(電子構造など)               1週

3.結合方式(イオン結合、共有結合、金属結合など)       2週

4.原子のつまり方                       1週

5.結晶構造                          4週

6.アモルファス                        1週

7.二成分系合金の平衡状態図                  3週

8.状態図の実例(全率固溶型、共晶型、包晶型、その他)     2週

  前期末試験

(後期)

9.相変態                           2週

10.材料の組織と性質                      3週

11.転位とその挙動                       3週

12.材料の強化機構                       2週

13.実用金属材料                        2週

14.実用セラミックス材料                    2週

15.複合材料                          1週

  学年末試験

配布資料中の授業内容部分の精読と問題解答

キーワード

材料、セラミックス、金属材料、結晶、欠陥、転位、アモルファス、状態図、組織

教科書

プリント配布

参考書

入門無機材料(荒川剛共著、三共出版)、無機材料化学(塩川二朗、化学同人)

学生のための初めて学ぶ基礎材料科学(日刊工業新聞社)

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A-1)(C-1)

JABEE基準1の(1)との関係

(d (2-a))(g)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

基礎化学、無機化学、工業材料、工学概論

現学年の関連科目

なし

次年度以降の関連科目

焼結工学、工業材料、複合材料

連絡事項

1.中間、期末定期試験には参考書、コピー、携帯電話などの持ち込みは不可。

2.講義を中心として、数回のレポート課題を出して提出させ学習の達成度をチェックする。

3.復習-授業での内容を反復学習し、出されるレポートの課題を解答すること。

シラバス作成年月日:平成18年2月22日