科目名

核化学

英語科目名

Nuclear Chemistry

開講年度・学期

平成18年度・後期

対象学科・専攻・学年

物質工学科 3年

授業形態

講義・演習

必修or選択

必修

単位数

1単位

単位種類

履修単位

担当教員

加藤光伸(非常勤講師)

居室(もしくは所属)

一般管理棟3階 物理準備室

電話

 

E-mail

itu-kato@nifty.cpm

授業の達成目標

1 光や電子の粒子性と波動性について説明ができる。

2 スペクトルと原子の構造及び電子のエネルギー準位について基礎的なことを説明できる。

3 原子核崩壊による3種類の放射線の発生について、その原理的なメカニズムを説明できる。

4 原子核反応及び核分裂、核融合についてその基礎的基本的原理を説明できる。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1~4 定期試験において60%以上の成績で評価する。 

5   課題に対する提出レポートの内容を設定水準で評価する。

6   実験に対する提出レポートの内容を設定水準で評価する。

 

評価方法

1 定期試験(70%)

2 小テスト、課題レポート、実験レポートの提出状況及び解答状況(20%)

3 授業態度(問いかけや発問に対する返答状況)(10%)

 

授業内容

授業内容に対する予習項目

1 電子の発見

2 光の粒子性、電子の波動性

3 水素原子の構造とスペクトル、

4 エネルギー準位、エネルギーの不連続とスペクトル

5 原子核の構成

6 原子核の崩壊と放射線の種類 

7 放射線の強さの測定

8 質量欠損と結合エネルギー

9 核分裂、核融合

期末試験

 

 

 

 

キーワード

波動性と粒子性、エネルギー準位、質量欠損、結合エネルギー、核分裂、核融合

教科書

高等学校物理氓a(第一学習社)、高等学校物理(第一学習社)

参考書

理科年表(丸善)、原子物理学(トス著、笠潤平訳)(丸善)

技術者教育プログラムの学習・教育目標

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JABEE基準1の(1)との関係

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カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

物理

現学年の関連科目

応用物理

次年度以降の関連科目

量子化学、環境化学、

連絡事項

1 授業方法は主として講義を中心としますが、時々問題演習を行います。

2 授業の流れは科学の発見の歴史に沿って進めます。

3 放射線の強さを測定する実験で自然放射線などを実感します。

 

シラバス作成年月日:平成18年 2月 10日