科目名 |
焼結工学 |
英語科目名 |
Sintered Process |
開講年度・学期 |
平成18年度・通年 |
対象学科・専攻・学年 |
物質工学科5年 |
授業形態 |
講義 |
必修or選択 |
選択 |
単位数 |
2単位 |
単位種類 |
履修単位(30時間単位) |
担当教員 |
石田恒雄、武 成祥 |
居室(もしくは所属) |
非常勤室、電気・物質棟4階 |
電話 |
0285-20-2809 |
E-mail |
wuc@oyama-ct.ac.jp |
授業の達成目標 |
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1.金属及びセラミックスの結晶構造について説明できる。 2.高温材料加工プロセス(鋳造、塑性加工、熱処理)について説明できる。 3.焼結プロセス、焼結機構について説明できる。 4.金属及びセラミックスの粉末の製造、成型法および評価法について説明できる。 5.焼結プロセスの応用分野および焼結材料の機能性について説明できる。 |
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各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法 |
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期末試験において60%以上の成績で評価する。 課題に対する提出レポートの内容を設定水準で評価する。 |
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評価方法 |
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評価は下記2項目の加重平均によって行う。 1.試験成績(80%)(中間試験と期末試験の算数平均とする) 2.演習問題や課題の解答内容(20%) |
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授業内容 |
授業内容に対する予習項目 |
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前期: 1.焼結工学概要・・・1週 2.金属及びセラミックスの結晶構造と非晶質構造・・・2週 3.金属とセラミックスの製錬・精製、ブレークダウン法とビルドアップ法 ・・・2週 4.溶解・鋳造、塑性加工、熱処理、接合プロセス ・・・4週 5.高温拡散、焼結プロセス、焼成法、焼結機構 ・・・2週 6.焼結速度式、気孔の成長と形態、焼結助剤、焼結体の微細構造・・・3週 7.最近の焼結技術、CIP法、HIP法、MA法、放電焼結・・・2週 前期期末試験 後期: 1.粉末製造法と生成粉の特性・・・2週 2.粒度分布と粒子の充填 ・・・1週 3.圧縮性、成形性・・・1週 4.粉末成形法と成形体の特性・・・2週 5.焼結炉と雰囲気 ・・・2週 6.焼結材料中の気孔の形態と分布・・・1週 7.多孔質材料の性質と用途・・・1週 8.機械構成部品の性質・・・2週 9.工具材料の性質・・・1週 10.摺動、集電、複合材料の性質と用途
・・・2週 学年末試験 |
配布資料中の授業内容部分の精読と問題解答 |
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キーワード |
焼結,結晶,ミラ指数,拡散,粉末,成形,雰囲気,機能材料,気孔,粒度分布,多孔材料、硬質合金 |
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教科書 |
石田恒雄「焼結材料工学」森北出版(1997)およびプリント配布 |
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参考書 |
榛葉久吉・三谷裕康著「粉末冶金学」コロナ社(1978) 日本塑性加工学会「粉末の成形と加工」コロナ社(1994) |
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技術者教育プログラムの学習・教育目標 |
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(A-2)、(C-2) |
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JABEE基準1の(1)との関係 |
(d (2-a))、(g) |
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カリキュラム中の位置づけ |
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前年度までの関連科目 |
基礎化学、材料工学、工学概論 |
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現学年の関連科目 |
工業材料 |
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次年度以降の関連科目 |
複合材料 |
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連絡事項 |
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1.後期の中間、期末定期試験には参考書、コピー、携帯電話などの持ち込みは不可。 2.講義を中心として、数回の小テストや課題を出して提出させ学習の達成度をチェックする。 |
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シラバス作成年月日:平成18年3月30日 |