科目名

天然物化学

英語科目名

Natural Products Chemistry

開講年度・学期

平成19年度・後期

対象学科・専攻・学年

物質工学科5年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

1単位

単位種類

履修単位(30h)

担当教員

齊藤 光司

居室(もしくは所属)

電気・物質棟4階

電話

0285-20-2806

E-mail

 

授業の達成目標

1.炭水化物の生合成、代表的な単糖類の構造および化学的性質が説明できる。

2.ポリケチド、イソプレノイド、フェニールプロパノイドの生合成が説明できる。

3.テルペノイド、ステロイド、アルカロイドの一般的な化学構造式を修得する。

4.生物毒、フェロモンの働きが説明できる。

5.微生物の拮抗物質(主に抗生物質)の基本的な構造が書ける。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜5.中間および期末試験において60%の成績で評価する。

 

評価方法

2回の定期試験(前期中間50%、前期末50%)で評価する。

 

授業内容

1.炭水化物の生合成

2.単糖類、二糖類、多糖類の化学的性質

3.ポリケチドおよび脂肪酸の生合成

4.ポリケチドからの生理活性物質

5.イソプレノイドの生合成

6.イソプレノイドからの生理活性物質

7.芳香族アミノ酸およびフェニールプロパノイドの生合成

 8.クマリン、フラボノイドの生合成と関連生理活性物質

  後期中間物質

9.テルペノイド、ステロイド、アルカノイドの化学構造と働き

10.テルペノイド、ステロイド、アルカノイドの化学構造と働き

11.フェロモン、生物毒の構造と生理作用

12.植物ホルモン、動物ホルモンの構造と生理活性

13.ビタミンの構造と生理活性

14.天然拮抗物質−抗生物質の生合成

15.天然拮抗物質−抗生物質の生合成

   学年末試験

 

 

キーワード

生合成、生理活性物質、毒、医薬、フェロモン

教科書

林 七雄・他「天然物化学への招待」三共出版(1998)

参考書

大石 武・他「天然物化学」朝倉書店(1987)

後藤俊夫「天然物化学」丸善(1984)

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

@

技術者教育プログラムの学習・教育目標

A−1),(C−1

JABEE基準1の(1)との関係

(a),(b)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

生物化学、有機化学、微生物工学

現学年の関連科目

生物有機化学、生物資源工学

次年度以降の関連科目

生物機能化学

連絡事項

1.講義時間以外でも質問に応じる。

 

シラバス作成年月日:平成19年2月20日