科目名 |
有機合成化学 |
英語科目名 |
Synthetic Organic Chemistry |
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開講年度・学期 |
平成19年度・前期 |
対象学科・専攻・学年 |
専攻科1年 |
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授業形態 |
講義 |
必修or選択 |
選択 |
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単位数 |
2単位 |
単位種類 |
学修単位(15 + 30)h |
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担当教員 |
齊藤 光司 |
居室(もしくは所属) |
電気・物質棟4階 |
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電話 |
0285-20-2806 |
E-mail |
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授業の達成目標 |
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代表的な複素環式化合物の合成法、性質および反応性が説明できる。 |
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各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法 |
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2回の定期試験において60%以上の成績で評価する。 |
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評価方法 |
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2回の定期試験(前期中間50%、前期末50%)で評価する。 |
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授業内容 |
授業内容に対する自宅学習項目 |
自宅学習時間 (時間) |
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1.複素環式化合物一般論 |
複素環かごうぶつ |
4 |
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2.モノヘテロ五員環化合物-フラン誘導体の合成法 |
フランの合成法と官能基変換による誘導体の合成方法を調べる。 |
4 |
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3.モノヘテロ五員環化合物-フランの性質と反応性 |
フランが芳香族性を示す理由、および求電子剤との反応において化学選択性や位置選択性を示す理由。 |
4 |
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4.モノヘテロ五員環化合物-ピロール誘導体の合成法 |
ピロールの合成法と官能基変換による誘導体の合成方法を調べる。 |
4 |
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5.モノヘテロ五員環化合物-ピロールの性質と反応性 |
ピロールが芳香族性を示す理由、および求電子剤との反応において化学選択性や位置選択性を示す理由。 |
4 |
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6.モノヘテロ五員環化合物-チオフェン誘導体の合成法 |
チオフェンの合成法と官能基変換による誘導体の合成方法を調べる。 |
4 |
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7.モノヘテロ五員環化合物-チオフェンの性質と反応性 |
チオフェンが芳香族性を示す理由、および求電子剤との反応において化学選択性や位置選択性を示す理由。 |
4 |
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前期中間試験 |
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8.モノヘテロ六員環化合物-ピリジン誘導体の合成法 |
ピリジンおよびN-アルキルピリジンの合成法、 Hantzsch 合成によるピリジンの合成法を調べる。 |
4 |
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9.モノヘテロ六員環化合物-ピリジン誘導体の性質と反応性 |
ピリジンの芳香族性と構造、酸を含む求電子剤との 反応性を調べる。 |
4 |
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10.モノヘテロ六員環化合物-ピラン誘導体の合成法と反応性 |
ピリリウム塩、ピラン、ピロンの合成法を調べる。 ピリリウム塩、ピラン、ピロンと求核剤や求電子剤の反応を調べる。 |
4 |
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11.キノリン誘導体の合成法と反応性 |
キノリン、イソキノリン、それらの誘導体の合成法を調べる。 |
4 |
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12.クマリン誘導体の合成と反応性 |
クマリン、クロモン、フラボノイドおよび関連化合物の合成法を調べる。 |
4 |
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13.ピラゾール、イミダゾールの合成と反応 |
ピラゾール、イミダゾール誘導体の合成法と性質を調べる。 |
4 |
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14.チアゾール誘導体の合成と反応 |
チアゾール誘導体の合成法と性質を調べる。 |
4 |
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15.ピリミジン誘導体の合成と反応 |
ピリミジン誘導体の合成法と性質を調べる。 |
4 |
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前期末試験 |
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キーワード |
有機合成、ヘテロ環式化合物 |
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教科書 |
長尾善光・佐野茂樹「入門ヘテロ環の化学」化学同人 |
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参考書 |
國枝武久・他「ヘテロ環の化学」化学同人 |
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小山高専の教育方針①~⑥との対応 |
④ |
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技術者教育プログラムの学習・教育目標 |
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(A-1) |
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JABEE基準1の(1)との関係 |
(d(2-a)) |
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カリキュラム中の位置づけ |
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前年度までの関連科目 |
有機化学・物質合成化学・生物有機化学 |
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現学年の関連科目 |
有機金属化学 |
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次年度以降の関連科目 |
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連絡事項 |
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講義時間以外でも質問に応じる。 |
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シラバス作成年月日:平成19年2月20日 |
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