科目名 |
生物資源工学 |
英語科目名 |
Applied
Microbiology |
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開講年度・学期 |
平成20年度後期 |
対象学科・専攻・学年 |
物質工学科5年 |
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授業形態 |
講義 |
必修or選択 |
選択 |
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単位数 |
2単位 |
単位種類 |
学修単位(15+30)時間 |
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担当教員 |
浦田
克郎 |
居室(もしくは所属) |
物質工学科実験棟2F |
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電話 |
0285-20-2810 |
E-mail |
urata@oyama-ct.ac.jp |
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授業の達成目標 |
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1.
4年次開講の微生物工学を受講しなかった学生にはその基礎を理解させるとともに、微生物の応用に関わる代謝について理解できる。 2.
微生物が自然環境における物質循環に大きな役割を果たしていること、環境汚染が起こる原因について説明できる。 3.
微生物の代謝の多様性について学び、それを工業レベルでどのように利用しているか説明できる。 4.
環境保全における微生物の役割と有害汚染物質の分解への微生物の関与について理解する。 |
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各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法 |
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達成目標1-4:試験での関連問題について60%以上の成績で達成とする。また、毎回出される課題の提出状況と内容について評価する。 |
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評価方法 |
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2回の試験(各90分)の相加平均で評価する(評価の80%)。課題を課しその解答内容を評価に加える(評価の20%)。 |
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授業内容 |
授業内容に対する自学自習項目 |
自学自習時間 |
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1. 微生物学の歴史。微生物の分離と培養。増殖曲線。 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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2.
原核微生物(細菌)と真核微生物(菌類と原生動物)。 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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3.
物質代謝の骨格: 解糖系とTCA回路。 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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4.
発酵と呼吸 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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5.
生態系: 生物と環境との関わりあい。 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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6.
自然界の物質循環: 炭素と窒素の循環 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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後期中間試験 |
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7.
環境の自浄作用と環境汚染。BODとCOD |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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8.
地球温暖化。藻類によるCO2除去。 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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9.
微生物による廃水処理技術: 活性汚泥法とメタン発酵 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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1.
汚染物質の微生物分解 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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2.
微生物による有用物質生産: 発酵食品 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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3.
微生物による有用物質生産: アルコール発酵 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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4.
微生物による有用物質生産: アミノ酸発酵 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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14.微生物による有用物質生産: ヌクレオチド生産 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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15.微生物による有用物質生産: 光水素生産 |
講義内容についての課題を行なう。 |
4 |
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後期期末試験
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自学自習時間合計 |
60 |
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キーワード |
物質循環、物質代謝、発酵、環境汚染 |
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教科書 |
なし |
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参考書 |
村尾澤夫・荒井基夫共編「応用微生物学 改訂版」培風館 |
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小山高専の教育方針@〜Eとの対応 |
C |
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技術者教育プログラムの学習・教育目標 |
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(A-3)(C-1) |
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JABEE基準1の(1)との関係 |
(d(2-c)),(g) |
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カリキュラム中の位置づけ |
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前年度までの関連科目 |
物質工学入門、生物化学、微生物工学、酵素工学T・U |
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現学年の関連科目 |
食品化学、天然物化学、環境化学 |
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次年度以降の関連科目 |
環境技術、代謝生理学 |
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連絡事項 |
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課題は復習と次週の講義の下調べを含む。 |
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シラバス作成年月日 |
平成20年2月21日 |
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