科目名 |
機器分析特論 |
英語科目名 |
Instrumental Analysis |
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開講年度・学期 |
平成20年度・後期 |
対象学科・専攻・学年 |
物質工学専攻 1,2年 |
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授業形態 |
講義 |
必修or選択 |
選択 |
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単位数 |
2単位 |
単位種類 |
学修単位(45時間単位) |
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担当教員 |
渥美太郎 |
居室(もしくは所属) |
電気・物質棟4階 |
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電話 |
0285-20-2805 |
E-mail |
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授業の達成目標 |
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1. 粉末X線回折法の原理を理解し,データの解析ができること. 2. プラズマ発光分光光度法の原理を理解し,前処理を含めた分析方法について説明できること. 3. 電子線マイクロアナライザーの原理を理解し,定性,定量分析について説明できること. 4. X線光電子分光法の原理を理解し, 測定結果を解析できること. |
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各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法 |
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1~4について課題と試験において60%以上の成績で評価する. |
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評価方法 |
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課題40%,期末試験(90分) 60%の割合で評価する. |
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授業内容 |
授業内容に対する自学自習項目 |
自学自習時間 |
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1. 無機固体の分析方法 |
分析化学の復習. |
4 |
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2. 結晶構造 |
自分の研究で用いたことがある固体もしくは興味のある固体の結晶構造を調べて図を描く. |
4 |
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3. X線回折法の原理(1) |
X線の人体に与える影響について調べる. |
4 |
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4. X線回折法の原理(2) |
定性分析,定量分析の手順をまとめる. |
4 |
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5. X線回折パターンの解析 |
与えられたX線パターンの定性分析と格子定数の計算. |
4 |
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6. プラズマ発光分光光度法の原理 |
プラズマ発光分光分析法の長所と短所をまとめる. |
4 |
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7. プラズマ発光分光光度法の試料前処理 |
前処理で注意すべき点をまとめる. |
4 |
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8. プラズマ発光分光光度法の定性,定量分析における注意点 |
定性分析,定量分析の注意点をまとめることにより,両分析の違いを明確にする. |
4 |
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9. 電子線マイクロアナライザーの原理(1) |
電子線マイクロアナライザーでわかることをまとめる. |
4 |
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10. 電子線マイクロアナライザーの原理(2) |
EDXとWDSの原理をまとめる. |
4 |
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11. 電子線マイクロアナライザー分析における注意点 |
定量分析の方法と注意点をまとめる. |
4 |
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12. X線光電子分光法の原理 |
X線光電子分光法の原理をまとめる. |
4 |
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13. X線光電子分光法のデータ解析(1) |
固体の電子状態についてまとめる. |
4 |
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14. X線光電子分光法のデータ解析(2) |
データの解析とその活用方法についてまとまる. |
4 |
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15. 分析例 |
学んだ分析方法の活用を考える. |
4 |
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期末試験 |
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自学自習時間合計 |
60 |
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キーワード |
粉末X線回折 |
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教科書 |
プリント配布 |
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参考書 |
田中誠之,飯田芳男「機器分析」 裳華房(1998) |
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小山高専の教育方針①~⑥との対応 |
4 |
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技術者教育プログラムの学習・教育目標 |
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(A-2)基礎知識を専門工学分野に応用して解ける. |
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JABEE基準1の(1)との関係 |
d(2-a) |
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カリキュラム中の位置づけ |
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前年度までの関連科目 |
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現学年の関連科目 |
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次年度以降の関連科目 |
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連絡事項 |
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無機固体の研究に用いられる機器分析について解説します. |
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シラバス作成年月日 |
平成20年2月29日 |
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