(6)自学自習の記入の必要がある科目：本科学修及び専攻科の講義演習（授業内容部分に罫線なし）

科目名

金属化学特論

英語科目名

Advanced Course in Metals Chemistry

開講年度・学期

平成20年度・後期

２単位

対象学科・専攻・学年

専攻科物質工学専攻1，2年

　隔年開講　

H18 実施　H20実施 H22予定 H24予定

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

学修単位(15＋30h)(45時間単位)

担当教員

糸井康彦

居室（もしくは所属）

電気・物質棟3階

電話

0285-20-2802

E-mail

itoi@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1. 電解質溶液の性質を理解し，電気伝導を説明できる.

2. 最近の電池や工業的な電気分解を概説できる.

3. 防食に関する方法を概説できる．

4. 地球環境と資源エネルギーと電気化学の関わりを概説できる．

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

　　1．中間試験・期末試験において60％以上の成績で評価する．

　　　２．同上

　　　３．同上

　　　４．同上

評価方法

試験成績100％、

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間　

 

 

 

 

 

 

1. 電解質溶液    ：

(当量)導電率,

輸率,

移動度,

活量,

イオン強度,

電気伝導

(8週・中間試験を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. 電極電位      ：

電位－pH図，

(標準)電極電位,

半電池,

電位差,

照合電極,

水素イオン濃度

(4週・演習を含む)

 

 

 

 

 

 

3. 電気分解 　　：

分解電圧(電極電位)，

酸化剤・還元剤，

電解工業・触媒・電極，

隔膜法・イオン交換膜法，

(3週・演習を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

1.～3.の項目に対して，教科書、参考書、配布プリントなどの授業内容部分の精読．

１～3の項目の中のキーワードを手がかりに、目次と索引から検索し予習する。

 

第1講　配布プリントの①に関連する学習を行いレポートとして提出する．

教科書・配布プリントの例題3.1を解き理解し応用問題に対応できる

ようにする．pp.12-21

第2講　配布プリントの②に関連する学習を行いレポートとして提出する．pp.12-21

教科書・配布プリントの例題3.2を解き理解し応用問題に対応できる

ようにする．pp.12-21

第3講　配布プリントの③に関連する学習を行いレポートとして提出する．pp.12-21

教科書・配布プリントの例題3.3を解き理解し応用問題に対応できる

ようにする．pp.12-21

第4講　配布プリントの④に関連する学習を行いレポートとして提出する．

教科書・配布プリントの例題3.4を解き理解し応用問題に対応できる

ようにする．pp.22-26

教科書・配布プリントの例題3.5を解き理解し応用問題に対応できるようにする．

第5講　配布プリントの　⑤に関連する学習を行いレポートとして

提出する．pp.26-32

第6講　配布プリントの　⑩⑨に関連する学習を行いレポートとして

提出する．pp.26-32

第7講　配布プリントの　⑥⑦⑧に関連する学習を行いレポートとして提出する．

pp.38-43

中間試験

 

 

 

第8・9講　配布プリントの　②-1に関連する学習を行いレポートとして

提出する．pp.66-67  pp.64-73

第10講　配布プリントの　②-2に関連する学習を行いレポートとして

提出する．pp.63-71

第11講　配布プリントの　②-3に関連する学習を行いレポートとして提出する．pp.22-26

第12講　配布プリントの　②-4に関連する学習を行いレポートとして

提出する．text

第13講　配布プリントの　②-5・6に関連する学習を行いレポートとして

提出する． p.72,pp.76-77

第14講　配布プリントの　②-7に関連する学習を行いレポートとして

提出する．pp.82-84

第15講　配布プリントの　②-8に関連する学習を行いレポートとして

提出する．print

 

期末試験

 

 

 

 

 

 

 

 

4

 

 

 

 

4

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

 

4

 

 

4

 

 

4

 

 

4

 

 

 

 

 

4＋4

 

 

 

4

 

4

 

 

4

 

 

4

 

 

4

 

 

4

 

 

 

自学自習時間合計

60

キーワード

電気化学，腐食防食，平衡，反応速度，電解質，界面，金属，資源，エネルギー

教科書

美浦，佐藤，神谷，奥山，縄舟，湯浅；電気化学の基礎と応用　朝倉書店

田村，松田；現代電気化学　培風館

参考書

外島，佐々木；電気化学（電気学会），　岡本，井上；腐食と防食（大日本図書）

ユーリック；腐食反応と制御（産業図書）

小山高専の教育方針①～⑥との対応

　　　　　　　④　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A-1)科学や工学の基本原理や法則を身につける。

(C-2)社会・経済と技術の共生の可能性を理解できる

JABEE基準１の（１）との関係

(d(2-a))

(d)該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力

(2)専門工学の知識・能力

a)専門工学（工学（融合複合・新領域）における専門工学の内容は申請高等教育機関が規定するものとする）の知識と能力

(b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解（技術者倫理）

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

分析化学，基礎化学，無機化学，金属化学

現学年の関連科目

腐食工学

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

1. 授業方法は講義中心とする．（適宜演習をおこなう）

2. 期末試験は時間を90分とし，教科書，参考書，コピー，携帯電話の持ち込みは不可とする．

3. この分野は金属化学の応用編である．金属化学における連絡事項3をさらに発展させるような学習態度で望んで欲しい．

シラバス作成年月日

平成　　20年　　2月　　20日