科目名	分子構造論		英語科目名	Molecular Structure
開講年度・学期	平成21年度・後期		対象学科・専攻・学年	物質工学専攻　1,2年
授業形態	講義		必修or選択	選択
単位数	2単位		単位種類	学修単位(45時間単位)
担当教員	堤　欣三		居室（もしくは所属）	専攻科棟5階
電話	0285-20-2807		E-mail	tsutsumi@oyama-ct.ac.jp
授業の達成目標
１．半経験的分子軌道法を習得する。 ２．電子スペクトルの解釈と分光学の理解。 ３．分子の電気的・磁気的性質の理解。 ４．各種分子間相互作用の理解。 ５．錯体の理論と電子スペクトルの理解。
各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法
1〜５について期末試験において60％以上の成績で評価する．
評価方法
１回の試験結果から評価する。必要があれば追試を行う。この場合は試験結果の平均で評価する。
授業内容		授業内容に対する自学自習項目			自学自習時間
A.波動力学（１週） 　　１．つじつまの合う場の方法					4
B.半経験的分子軌道法（２週） １．π電子の取り扱い、 ２．全価電子を考慮した取り扱い					8
C.光と分子（３週） １．電子スペクトルの基礎、 ２．各種の電子スペクトル、 ３．蛍光と燐光					12
D．磁場と分子（３週） １．概説、 ２．ＥＳＲ、 ３．ＮＭＲ					12
E．分子間相互作用（４週） １．van der Waals 力、 ２．水素結合、溶媒効果					16
Ｆ．ｄ電子の化学（２週） １．錯体の化学					8
期末試験
		自学自習時間合計			60
キーワード	ＳＣＦ法、電子スペクトル、ESR,NMR,van der Waals,水素結合、溶媒効果
教科書	特に指定しない。必要に応じプリントを配布する。
参考書	１．米沢貞次郎他著「量子化学入門（下）」、化学同人（１９７０） ２．朽津耕三、他「物質の科学・量子化学」放送大学（1998）
小山高専の教育方針�@〜�Eとの対応		�C
技術者教育プログラムの学習・教育目標
(A-1)
JABEE基準１の（１）との関係			(c)，d(2-a)
カリキュラム中の位置づけ
前年度までの関連科目			化学I,II.、有機化学、無機化学、物理化学
現学年の関連科目			特になし
次年度以降の関連科目			特になし
連絡事項
１．授業方法は講義が中心である。 ２．試験時間は５０分を原則とする。計算機の持込を許可する。
シラバス作成年月日	平成20年2月29日