科目名

分子運動論

英語科目名

Kinetic-molecular Theory

開講年度・学期

平成20年度・前期

対象学科・専攻・学年

物質工学科4年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

1単位

単位種類

学習単位(30+15)h

担当教員

堤 欣三

居室(もしくは所属)

専攻科棟5

電話

0285-20-2807

E-mail

tsutsumi@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.反応速度についての具体的な解析ができること、

2.化学反応の分子論的考察と定量的取り扱いを習得する、

3.反応機構の解析の初歩的取り扱いが可能となること

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.中間試験と期末試験の60%以上の成績で達成とする。

評価方法

2回の試験結果(平均値)から評価する(100%)。

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

A.分子運動論(1週)

1.理想気体の分子運動論、2.量子論入門、3.量子状態への分布

 

1

B.反応速度式(2週)

1.反応速度式と速度定数、2.一次、二次速度式、3.反応速度と平衡

 

2

C.反応速度と反応機構(3週)

1.複雑な反応速度式、2.気相単分子反応、3.酵素触媒反応

 

3

中間試験

 

1

D.衝突と反応(2週)

  1.分子間の衝突、2.反応速度の衝突理論

 

2

E.遷移状態理論(3週)

  1.反応速度の遷移状態理論、2.溶液反応の遷移状態理論

 

3

F.発光過程(3週)

1.光化学反応、2.光化学反応の速度論、3.閃光光分解

 

3

期末試験

 

 

 

自学自習時間合計

15

キーワード

分子運動論、反応速度式、分子の衝突、遷移状態、光化学反応

教科書

バーロー著、大門 寛・堂免一成 訳「物理化学 上、下」、東京化学同人(1996

参考書

 

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

B

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A−1)

JABEE基準1の(1)との関係

 (d−1)、(g)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

化学I,II.、有機化学、無機化学、物理化学

現学年の関連科目

量子化学

次年度以降の関連科目

分子構造論、化学数学

連絡事項

1.     授業方法は講義が中心である。

2.試験時間は50分を原則とする。計算機の持込を許可する。

シラバス作成年月日

平成20年2月29日