科目名 |
電子システム概論 |
英語科目名 |
Introduction to electronic systems |
開講年度・学期 |
平成20年度・前期 隔年開講 |
対象学科・専攻・学年 |
全専攻 |
授業形態 |
講義 |
必修or選択 |
選択 |
単位数 |
2単位 |
単位種類 |
学修単位(15+30)h |
担当教員 |
谷澤 茂 |
居室(もしくは所属) |
非常勤室 |
電話 |
0282-23-2078 |
E-mail |
tanisawa@nit.ac.jp |
授業の達成目標 |
|||
次の目的で授業を行う 1.電子システムの例として、多方面の分野の知識が必要となる音響と車を取り上げ、それらの基本的な事項を 習得する。 2.電子システムの導入により諸性能や便利性が向上できることを学習させ、それらの概要を習得する。 達成目標 1.音響システムの基礎事項が説明できる。 2.カーエレクトロニクスの現状とその基礎事項が説明できる。 3.音響や車へ電子システムを導入したときの長所、短所を説明できる。 |
|||
各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法 |
|||
試験での評点(下記の1,2の割合)が60%以上で達成とする。 |
|||
評価方法 |
|||
前期末試験は50分で行い、テキストの持ち込みは可とする。 下記の割合で評価する。 1. 前期末試験の点数50%、 2. 授業中の小テスト50% |
|||
授業内容 |
授業内容に対する自学自習項目 |
自学自習時間 |
|
1. 音と人 |
人が音を聞くところ、聴覚と視覚、音響学の歴史 |
4 |
|
2. 音波と音圧 |
音波の伝搬方法、実効音圧、音圧レベル |
4 |
|
3. スピーカの特性I |
周波数特性、ひずみ特性、インピーダンス特性 |
4 |
|
4. スピーカの特性II |
過渡特性、効率、指向特性、低音部の非直線歪 |
4 |
|
5. 聴覚・音声・音楽 |
聴覚の構造・性質、可聴範囲、明瞭度、音階 |
4 |
|
6. 建築音響 |
遮音、吸音、反響、室の固有振動、短音応答 |
4 |
|
7. 騒音 |
騒音レベル、暗騒音、いろいろな場所の騒音 |
4 |
|
8. 波動方程式・音の強さ・定在波I |
速度ポテンシャル、平面波、球面波、 |
4 |
|
9. 波動方程式・音の強さ・定在波II |
音のエネルギ、音の強さ、反射と透過、定在波 |
4 |
|
10. 超音波の基礎理論 |
超音波の定義、キャビテーション、振動子 |
4 |
|
11. 超音波の応用 |
通信計測的応用、動力的応用、医学的応用 |
4 |
|
12. 電気音響機器 |
マイクロホンの感度、各種マイクロホン、受話器 |
4 |
|
13. 最近の音響技術 |
騒音対策、デジタル音響、ノイズの制御 |
4 |
|
14. カーエレクトロニクスI |
コンピュータ制御、電子制御バルブ、センサ |
4 |
|
15. カーエレクトロニクスII |
安全のための制御、カーナビ、ハイブリット車 |
4 |
|
16. 前期期末試験 |
|
|
|
(前期期末試験) |
自学自習時間合計 |
60 |
|
キーワード |
聴覚音声、建築音響、騒音、超音波、音響理論、スピーカ、デジタルオーディオ、カーエレクトロニクス、コンピュータ制御 |
||
教科書 |
中村顕一、吉久信幸、深井昌、谷澤茂 共著、「わかる音響学」日新出版 |
||
参考書 |
中村健太郎著「音のしくみ」ナツメ社 |
||
小山高専の教育方針1~6との対応 |
1、2 |
||
技術者教育プログラムの学習・教育目標 |
|||
|
|||
JABEE基準1の(1)との関係 |
|
||
カリキュラム中の位置づけ |
|||
前年度までの関連科目 |
|
||
現学年の関連科目 |
電子回路特論 |
||
次年度以降の関連科目 |
|
||
連絡事項 |
|||
「多目的マルチメディアホール」での講義を希望します。 |
|||
シラバス作成年月日 |
平成20年3月29日 |