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科目名: 電磁気学U (英文科目名:Electromagnetism II) 1単位 必修 電子制御工学科 3年 後期

担当教官:渡邉達男(居室:電子制御工学科棟3階)Tel: 0285-20-2256 E-mail: watanabe@oyama-ct.ac.jp

 

授業目的:

(この科目は電磁気学Tに続く科目である)

  1.静電容量

  2.誘電体

  3.電流と抵抗

達成目標:

  1.静電容量の概念が理解でき、簡単な導体系の静電容量等の計算ができること。

  2.誘電体の概念が理解でき、誘電体を含めた系での電界、電位が計算できること。

  3.電流の概念、抵抗、温度系数、ジュールの法則、キルヒホッフの法則等が理解でき、

計算できること。

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教科書:

  山口昌一朗「基礎電磁気学(改訂版)」電気学会(2002)

  他 必要に応じてプリント配付。

参考書:

  必要に応じて指示

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キーワード:

  電荷、電界、電位、クーロンの法則、ガウスの定理、静電容量、誘電体、電流

授業内容:

  1.静電容量(5週)−導体の静電的性質。静電容量と計算の解説。

  2.誘電体1(2周)−誘電体、誘電体の中の電界の解説。

  (後期中間試験)

  3.誘電体2(3週)−電束密度、誘電体の境界面での電界の解説。

  4.電流と抵抗(4週)−電流の定義、抵抗率、温度系数、ジュールの法則、

キルヒホッフの法則の解説。

  (後期期末試験)

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評価方法:

  定期試験の成績平均(70%)

  レポート(10%)

  授業内で解くことを指定された問題の解答内容(20%)

  授業内で積極的に演習を行うこと(?%、積極さの度合いにより変化)

連絡事項:

  電磁気学は電気工学、物理学の基礎科目で、重要な科目である。

  しかし、その難易度は他の科目にくらべてかなり高い。

  したがって、受講者は授業だけではなく、かなりの積極的な予習、復習、そして、自ら演習を自主的に行うことが必要である。

  ただ、漫然と授業に出ているだけでは、なかなか理解をすることは難しい。

  自ら積極的に学習しないと理解はかなり困難だろう。単位取得もおぼつかなくなるだろう。

自ら教科書を一冊読破して、さらに演習書を一冊やり遂げる程度の意気込みでのぞんでほしい

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