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科目名: プログラムW (英文科目名:Program IV) 1単位 必修 電子制御工学科3年 後期

担当教官:南斉清巳(居室:電子制御工学科棟3階)Tel: 0285-20-2257 E-mail: nansai@oyama-ct.ac.jp

 

授業目的:

「プログラムV」の授業に引き続き、データの探索やソート、文字列処理などの基本的アルゴリズムを中心に学習するとともに、

C言語によるプログラミングの演習を行う.

達成目標

木によるデータの保存と探索を理解する

文字列の探索法について理解する

最短経路探索法について理解する

幾何アルゴリズムについて理解する

 

技術者教育プログラムの学習・教育目標:(A),(B)

JABEE基準1の(1)との関係:(c),(d)

 

教科書:   疋田輝雄「Cで書くアルゴリズム」サイエンス社

参考書:

石畑清「アルゴリズムとデータ構造」岩波書店

奥村晴彦「C言語による最新アルゴリズム事典」技術評論社

河西朝雄「改訂C言語による初めてのアルゴリズム入門」技術評論社

 

授業内容:

木によるデータの保存と探索
  二分木
  2−3−4木

文字列の探索
  素朴な方法
  ボイヤー・ムーア法

最長共通部分列とファイルの比較
  ファイルの比較
  最長共通部分列

最短経路探索法
  ダイクストラ法

幾何アルゴリズム
  内部の点
  多数の点の凸包
  グラハムの方法

 

評価方法:

                   評価は下記の2項目による

定期試験(60%)

演習問題や実習課題の解答内容(40%)

 

連絡事項:

アルゴリズムは自分で考えることも重要ですが、まずは定番ともいえる基本アルゴリズムをきちんと理解しておくことが大切です。

アルゴリズムを考えたら実際にプログラムの形で表現してみることが重要です.こうすることでプログラミング技術も向上します。

アルゴリズムについては良書がたくさんあります。図書室でいろいろ調べてみることを勧めます.