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科目名: システム演習Y (英文科目名:System Practice VI) 1単位 必修 電子制御工学科 3年 後期
担当教官:久保和良(居室:電子制御工学科棟4階)Tel: 0285-20-2261 E-mail:
kubo@oyama-ct.ac.jp
授業目的:
いわゆるシステム工学の基本的な考え方を学び、システム的な発想が行える基盤を形成する事が第一の目的である。
技術者としての文章の書き方の基本を学ぶ事が第二の目的である。
達成目標:
1.システムとは何かを説明できる。
2.論理的に証明できない経験則があることを知っている。
3.システムの安全性・信頼性・経済性を述べる事ができる。
4.スケジューリングやモデリング・シミュレーションについて、基本的な手法を挙げて説明することができる。
5.ニューロ・ファジー・人工知能・遺伝的アルゴリズムなど最近の話題の概略を把握している。
6.誤解を避ける文章を書くことができる。
7.事実と意見を区別して書くことができる。
総合工学系プログラムの学習・教育目標: ( ), ( ) JABEE基準1の(1)との関係: ( ), ( )
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教科書:
田中潔:手際よい科学論文の仕上げ方、共立出版(1994)
参考書:
システム工学Tの参考書を参照のこと。
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授業内容:
1.システムの定義とシステム工学の必要性
2.システムのコストと経済性
3.システムのリスクと安全性
4.システムの信頼性と冗長性
5.スケジューリング
6.モデリングとシミュレーション
7.システムの評価、最適化と要求分析
8.最近の話題(ニューロ・ファジー・人工知能・遺伝的アルゴリズム)
9.技術者の文書・報告書の書き方
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評価方法:
2階の定期試験は記述式の問題を出題して、各々5段階評価して単純平均する。0から5の5段階評価においては、
5が優秀、4が満足な解答、3がお粗末ながら3年次であることを考慮して許容範囲、2が説明不足、1が理解に乏しい、
0が記述なしとして評価する。
平素より演習、課題、宿題を提出させ、提出状況が良い者が不合格点を取った場合に限って補習を実施した上で再試験を
行うことがある。この場合にあっても合格水準は変わらない。
なお他者や書籍等の写しあるいは写しと区別できない提出物は評価せず、提出状況良好者から除外する。
試験には手書きのノートのみ持込を許可する。
連絡事項:
システムに、組織に、社会に目を向けてください。
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