デジタル工学T
科目名:デジタル工学T (英文科目名:Digital circuit I)
    1単位 選択 電子制御工学科5年 前期
担当教官:西野 聰(居室:電子制御棟4階)
    Tel:0285-20-2262      E-mail:nishino@oyama-ct.ac.jp

授業目的:
    1.高度なデジタル回路を学習する。
    2.デジタル回路の応用分野を習得する。
    3.LSIの開発手法を理解する。
    4.特許権の内容を理解する。
達成目標:
    1.デジタル回路の応用分野の説明ができる。
    2.LSI設計手法の説明ができる。       
    3.CMOS-LSIの基本回路が説明できる。
    4.特許権の内容と出願方法が説明できる。

技術者教育プログラムの学習・教育目標: (A-1),(A-2)

JABEE基準1の(1)との関係:(d(2-c)),(g)

カリキュラム中の位置付け
この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目
  コンピュータ工学I,I、電子回路I,II  
現学年でこの科目と関連性のある科目
  デジタル工学II
次年度以降に学ぶ、この科目に関連性のある科目


教科書:使用せず。
参考書:
    1.鈴木五郎、「システムLSI設計入門」コロナ者 (2003)
    2.田丸啓吉、野澤博、「集積回路工学」共立出版 (1999)

授業内容:
    1.各種フィリップフロップとその機能-マスタ・スレイブFF、FFの相互変換-(2週)
    2.乗算回路と除算回路-並列乗算回路、直列除算回路-(2週)
    3.CMOS論理回路の実例-複合回路、排他的倫理和、ラッチ-(3週)
    4.LSIの開発手法-スタンダードセル方式、マスタスライス方式-(3週)
    5.ASICの手法-PLD,PAL,FPGA-(2週)
    6.特許の基礎知識(3週)
     期末試験

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:
 ・中間試験(40%)と期末試験(40%)の結果で行う。
 ・特許事例調査・発表の内容も評価対象とする(20%)。

連絡事項:
 1.授業は講義を中心とし、理解確認のために質問頻繁に行う。
 2.各試験は50分で行い、筆記用具以外の持ち込みは禁止とする。
 3.特許事例調査・発表会を2〜3回行なう。