コンピュータV

科目名:コンピュータIII  (英文科目名:Computer III)
    2単位 必修 電子制御工学科3年 前期
担当教官:西野聰(居室:電子制御棟4階)
    Tel:0285-20-2262      E-mail:nishino@oyama-ct.ac.jp

授業目的:
    1.アセンブラプログラムの考え方をZ-80の例で習得する。
    2.基本的なアセンブラプログラムが組めるようにする。
    3.マイクロコンピュータのインタフェースの考え方を学習する。
達成目標:
    1.Z-80アセンブラプログラムを組むことができる。
    2.Z-80アセンブラプログラムのリストをよんで動作がわかる。
    3.他機種のアセンブラプログラムを短期間で習得できる基礎力をつける。  

技術者教育プログラムの学習・教育目標:(A-1),(A-2)
JABEE基準1の(1)との関係:(d(2-a)),(g)

カリキュラム中の位置付け
この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目
  コンピュータ工学I,I、プログラムI,II  
現学年でこの科目と関連性のある科目
  プログラムV,W
次年度以降に学ぶ、この科目に関連性のある科目
  ソフトウエア工学I,II、デジタル回路I

教科書:使用せず
参考書:
    1.湯田、伊藤、「Z-80アセンブラプログラムミング入門」オーム社
    2.大下真二郎、「Z-80アセンブラプログラムミング演習」学献社

授業内容:
    1.Z-80の基本構成-(1週)
    2.転送命令-即値設定、レジスタ転送、メモリアクセス-(2週)
    3.直接アドレス指定方式と間接アドレス指定方式-(3週)
  4.算術演算命令と論理演算命令-加算・減算命令、AND・OR命 令、2バイト加算命令、-(3週)
    5.論理演算命令の応用-ビット操作、マスク操作-(2週)
    6.ローテイト命令-フラグチェック、論理シフト-(2週)
    7.入出力命令-(2週)
     期末試験

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:
    中間試験(50%)と期末試験(50%)の結果で行う。

連絡事項:
 1.授業は講義→実習のくり返しで行う
 2.ポケットコンピュータにより、教室で実習確認を行いながら進める。
 3.授業時間の70%が実習となる。
 4.授業中は理解確認のために質問頻繁に行う。
 5.各試験は50分で行い、筆記用具以外の持ち込みは禁止とする。