制御工学V
科目名: 制御工学V (英文科目名:Control Engineering III) 1単位 選択 電子制御工学科 5年 前期
担当教官:笠原雅人(居室:電子制御工学科棟4階)Tel: 0285-20-2263 E-mail: kasahara@oyama-ct.ac.jp

授業目的:
    ・ディジタル計算機を使った自動制御系の基礎的な設計法を修得する.
        1.極配置問題の理解
        2.状態フィードバック制御系設計の理解
達成目標:
    ・状態フィードバックが説明できること
    ・状態観測器が説明できること
    ・レギュレータ、サーボ系が説明できること

技術者教育プログラムの学習・教育目標:(A),(B)
JABEE基準1の(1)との関係:(c),(g)

教科書:中溝 高好ほか「ディジタル制御の講義と演習」日新出版(1997)
参考書:添田 喬ほか「自動制御の講義と演習」日新出版(1998)
    黒須 茂「制御工学入門」(1985)
    浜田 望「現代制御理論入門」(1997)

キーワード:
    安定の条件,可制御,可観測,正準形,状態方程式,極配置問題,状態フィードバック,状態観測器,レギュレータ,サーボ系
授業内容:
 1.離散時間システムの安定性(安定の必要条件,ジュリーの安定判別 法)
 2.可制御性,可観測性
 3.伝達関数から状態方程式
 4.正準形への変換
 5.状態フィードバック
 6.極配置問題
 7.デットビート制御 
 8.状態観測器   
 9.最適レギュレータ
10.サーボ問題   


評価方法:
  定期試験の点数


連絡事項:
  理解困難な点は随時学習相談に応じる。電子メールでも受け付ける。
  前年までに行った制御工学を基に授業を進めます。そのため、制御工学の復習をしておくこと。