ソフトウェア工学U

科目名:ソフトウェア工学U(Information Engineering U)
        1単位 必修 電子制御工学科4年 後期、講義+課題
担当教官:佐藤均(居室:テクノ棟5F)
         Tel 0285-20-2260  Email: hisato@oyama-ct.ac.jp

授業目的
  データベースシステムは、コンピュータに携わる専門家ばかりでなくビ ジネスマン
 一般にも欠かせないものとなっている。
  ここではデータベースにおけるデータの定量化と符号化の基礎知識を理解して応用力
 の習得を目指します。


達成目標
 1)データベースシステムと要素技術
 2)データの定量化とモデル化
 3)データ圧縮と符号化
  について、基本的な概念と応用技術を理解すること。

技術者教育プログラムの学習・教育目標:(A)(C)
JABEE基準1の(1)との関係:(d)(g)

カリキュラム中の位置づけ
この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目
   電子制御基礎W
現学年でこの科目と関連性のある科目
   ソフトウフェア工学T
次年度以降に学ぶ、この科目に関連性のある科目
   情報工学T、情報工学U、情報科学

教科書:資料別途配布
参考書:わかりやすいディジタル情報理論(オーム社)

授業内容
 1.データベースシステムの要素技術(1週)
  データベースシステムが生まれた背景と要素技術
 2.情報の定量化(2週)
  定量化の基礎理論。
 3.離散的な情報源のモデル化(4週)
  各種情報源を統計的手法でモデル化。
 (後期中間試験)
 4.データ圧縮の基礎理論(4週)
  データ圧縮と符号、復号。
 5.データベースシステム(3週)
  医療情報システムへの応用
 6.演習(1週)
 (後期期末試験)

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法
 1.中間試験、期末試験において60%以上の成績で評価する。
 2.課題に対する提出レポートの内容を設定水準で評価する。

評価方法
  評価は下記2項目の加重平均によって行う。
 1.中間試験、期末試験(70%)
 2.演習問題や課題の解答内容(30%)
   ただし、提出期限を遅れたもの、あるいはコピーと判明したものは評 価の対象としない。

連絡事項
 1.講義内容と黒板をノートに整理し、理解する。疑問点は随時質問する こと。
 2.ノート講義を中心とし、随時ノート提出を求める。
 3.講義内容の理解度を確認するため、課題を与えて回答を求める。随時 指定する課題の演習を行う。