科目名

量子工学

英語科目名

Quantam Engineering

開講年度・学期

平成18年度・後期

対象学科・専攻・学年

電子制御工学科5年

授業形態

講 義

必修or選択

選 択

単位数

2単位

単位種類

学修単位(15+30h)

担当教員

鹿野 文久

居室(もしくは所属)

電子制御工学科棟3階

電話

0285-20-2258

E-mail

kano @oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.粒子の波動性と粒子性を説明できること。

2.不確定性原理を説明できること。

3.シュレジンガー方程式による量子的粒子の運動が説明できること。

4.波速と群速の説明ができること。

5.1次元ポテンシャルにおける反射と透過によりトンネル効果が説明ができること。

6.調和振動子を数式で表現でき解法ができること。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

期末において60%以上の成績で評価する

毎回じ課題を課し、それに対する提出レポートの内容を設定水準で評価する

評価方法

評価は下記2項目の加重平均によって行う

1.期末試験(80%)

2.課題の回答内容(20%)

授業内容

 

 1.光と物質の波動性と粒子性        (1週)

 2.解析力学の復習               (2週)

 3.不確定性関係                (1週)

 4.シュレジンガー方程式           (2週)

 5.波速と群速度                 (1週)

 6.1次元ポテンシャル散乱、トンネル効果 (2週)

 7.1次元ポテンシャルの束縛状態      (2週)

 8.調和振動子                  (2週)

 9.量子力学の一般論             (1週)

 

キーワード

量子論、シュレーディンガー方程式、波速、群速、トンネル効果、調和振動子

教科書

「演習で学ぶ 量子力学」 小野寺嘉孝、裳華房 ISBN4-7853-2211-X  C3042

参考書

 「基礎量子力学」 管野卓雄、他 丸善株式会社

 「量子力学演習」 小出昭一郎、他  裳華房

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

B D

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A-1)科学や工学の基本原理や法則を身につける。

(A-2)基礎知識を専門工学分野に応用して解ける

JABEE基準1(1)との関係

d(2-a)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

電磁気学T〜W、電子工学、応用物理T〜U

現学年の関連科目

物性工学、応用電子工学

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

 (1)授業方法は教科書に準じ、講義形式とする。

 (2)演習課題にはPCを用いた演習もあるので指定されたプログラムをダウンロードし実施すること。

 (2)毎週演習課題を課す。提出無き場合は定期試験の受験資格を失う

シラバス作成年月日:平成18年4月1日