科目名

電子工学T

英語科目名

Electronic Engineering T

開講年度・学期

平成18年度・前期

対象学科・専攻・学年

電子制御工学科4年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

金野茂男

居室(もしくは所属)

電子制御科棟3階

電話

0285-20-2259

E-mail

kinno

授業の達成目標

1.現代では、電子工学の基礎は半導体工学である。半導体工学分野の初等的知識を習得することを主目的とし、同時期に開講される関連科目への理解を深めること、及び次年度以降の関連科目学習のための導入科目である

2.半導体の原理、構造、特性について説明が出来る

3.各種半導体デバイスの原理、構造、特性の初等的な説明が出来る

4.半導体デバイスの製作工程について説明できる。

5.現代社会における半導体デバイスの位置、役割について説明できる

 

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.主に定期試験の成績で評価する。

2.宿題、レポートなどの提出も若干評価に取り入れる

3.成績はA,B,C,Dで評価する

 A=優、B=良、C=可、D=不可

 

評価方法

1.成績の評価はC以上を合格とする

 

授業内容

授業内容に対する予習項目

1.ダイオード−pn接合、ヘテロ接合、電流電圧特性

2.バイポーラトランジスタ−構造と特性、各種回路

3.電界効果トランジスタ−構造と特性、各種FET

4.各種半導体素子−サイリスタ、トンネルダイオード、各種センサ

5.中間試験

6.受光素子−光導電セル、ホトダイオード、ホトトランジスタ、太陽電池

7.発光素子−LED,レーザーダイオード

8.半導体作成技術−単結晶の作成、薄膜結晶の作成、集積回路の作成

9.期末試験

 

 

 

 

キーワード

電子工学、半導体、デバイス、トランジスタ、ダイオード、FET

教科書

寺本「半導体デバイス概論」倍風館

小林他「基礎半導体工学」コロナ社

参考書

 

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A)

 

JABEE基準1の(1)との関係

(c)、(d)、(g)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

数学、物理学、化学、理科、電磁気学、応用物理学、電子回路

現学年の関連科目

応用数学、応用物理学

次年度以降の関連科目

物性工学、量子工学、電子工学特論、固体物性論

連絡事項

1.問題や課題は必ずやること

2.板書されたことだけをノートに取らず、大事な話はメモを取るようにすること

3.最低限、教科書の中身をしっかりと理解すること。

 

シラバス作成年月日:平成18年 2月10日