科目名

電子回路II

英語科目名

Electronics circuit II

開講年度・学期

平成19年度・前期

対象学科・専攻・学年

電子制御工学科 3年

授業形態

講義(数回実習を行う)

必修or選択

必修

単位数

1単位

単位種類

履修単位(30h)

担当教員

西野 聰

居室(もしくは所属)

電子制御工学科棟4階

電話

0285-20-2262

E-mail

nishino @oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

授業目的:      1.電子回路の設計方法を学習する。

        2.電子回路の応用分野を習得する。

        3.トランジスタの基本とFETの基本を習得する。

達成目標:      1.電子回路の基本事項の説明ができる。

        2.簡単なトランジスタ増幅回路の設計ができる。

        3.基本的な安定化電源回路の説明ができる。

        4.電子回路の文献を読んで理解できる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

達成目標1〜4:試験での関連問題について60%以上の成績で達成とする。

 

評価方法

2回の試験の平均で評価する。

各試験は50分で行い、筆記用具以外の持ち込みは禁止とする。

授業内容

1.トランジスタバイアス回路の復習-バイアス回路の必要性、

 

2.直流負荷線と交流負荷線

3.2.FETの基本特性-エンハンスメント型MOS・FET、

4.ディプレッション型MOS・FET 、CMOS

5.3.FETの増幅回路- FETの基本定数、

6.各種バイアス回路

7.各種増幅回路-固定バイアス回路、自己バイアス回路、

 

8.(前期中間試験)

9.電流帰還バイアス回路

10.発振回路-CR発振回路、

11.LC発振回路、水晶発振回路

12.安定化電源回路-非帰還形安定化回路、

 

13.帰還形安定化回路

14.パルス回路-微分回路、積分回路     

15.オペアンプ回路

(前期期末試験)

 

 

 

 

 

 

キーワード

バイアス回路、MOS・FET、オペアンプ回路        

教科書

I」(丸善)大類重範、「アナログ電子回路」日本理工出版(1999)

参考書

1.末松、藤井、「電子回路入門」オーム社 (1999)

2.雨宮好文、「電子回路学 I」オーム社(2000

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

@ A

技術者教育プログラムの学習・教育目標

B−3) (C−1

JABEE基準1の(1)との関係

(b)(d(1))(e)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

  論理回路I,II 、電気回路I,II 

現学年の関連科目

電子回路I

次年度以降の関連科目

デジタル工学

連絡事項

1.授業は講義→実習のくり返しで行う。

2.授業時間の30〜40%が実習となる。

3.実習は実験室で行う。実習を行う場合は前の週に予告するので、次週は直接実験室に集合のこと。

4.週番に実習のための機材の管理を行ってもらう。

5.授業中は理解確認のために質問頻繁に行う

シラバス作成年月日:平成19年4月30日