科目名

デジタル工学

英語科目名

Digital cuircuit

開講年度・学期

平成19年度・後期

対象学科・専攻・学年

5年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

学修単位(15+30)h

担当教員

西野 聰

居室(もしくは所属)

電子制御棟4

電話

0285-20-2262

E-mail

nishino @oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

授業目的:

1.論理理回路設計言語の標準であるVerilog-HDLを学習する。

2.Verilog-HDLによる設計の実習を通して現在のデジタルLSIの設計手法を体験する。

3.Verilog-HDLの文法を調査発表することで、文献内容をまとめ発表する能力を養う。

達成目標

.Verilog-HDLの基本文法が説明できる。  

.Verilog-HDLにより基本論理回路が記述できる       

.Verilog-HDLを使用してLSIを設計できる基礎力が身に付く。       

.Verilog-HDLにより、簡単な回路設計とシミュレーションができる。            

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

達成目標1〜4:試験での関連問題について60%以上の成績で達成とする。

評価方法

1.期末試験(60%)

2.実習の達成度(40%)と調査発表の結果で行う

試験における参考書、コピー、携帯電話、電卓、ノート、メモ等の持ち込みは不可

授業内容

授業内容に対する自宅学習項目

自宅学習時間 (時間)

1.Verilog-HDLの文法の調査学習とその発表会

Verilog-HDLとVHDLの違い

2.Verilog-HDLの文法の調査学習とその発表会

モジュール記述と構造について

3.Verilog-HDLの文法の調査学習とその発表会

各宣言について

4.Verilog-HDLの文法の調査学習とその発表会

Functionについて

5.Verilog-HDLの文法の調査学習とその発表会

If文の使用法

6.Verilog-HDLの文法の調査学習とその発表会

case文の使用法

7.Verilog-HDLによる回路設計の実習-(2週)

Always, define文の使用法

(後期中間試験)

 

 

8.Verilog-HDLによる回路設計の実習-(2週)

8ビット乗算器

9.Verilog-HDLによる論理合成の実習-(4週)

8ビット加算器と減算器

10.Verilog-HDLによる論理合成の実習-(4週)

同期式カウンタ

11.Verilog-HDLによる論理合成の実習-(4週)

8ビット比較器

12.Verilog-HDLによる論理合成の実習

除算器

13.Verilog-HDLによるシミュレーションの実習  

マルチプレクサ

14.Verilog-HDLによるシミュレーションの実習  

減算カウンタ

15.Verilog-HDLによるシミュレーションの実習

機能記述の構造記

(後期期末試験)

自宅学習時間合計

60

キーワード

 

教科書

使用せず。適時プリントを配布。

参考書

1.深山、北川、鈴木「HDLによるVLSI設計・第2版」共立出版(2002)

2.並木、前田、宮尾「実用入門・ディジタル回路とVerilog-HDL」技術評論社(2000)

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

@ A

技術者教育プログラムの学習・教育目標

B−3) (C−1

JABEE基準1の(1)との関係

(b)(d(1))(e)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

論理回路I、II

現学年の関連科目

情報工学

次年度以降の関連科目

電子回路特論

連絡事項

1.授業は調査発表→実習のくり返し行う

2.発表会と実習が授業時間の80%となる。

3.実習は当研究室の学生が取りまとめる。場所は電子計算機室等で行う。

4.期末試験は30分で行い、筆記用具以外の持ち込みは禁止とする。

シラバス作成年月日:平成19年4月26日